新たな責任の時代

1月20日、白人以外で初めて、そして47歳という若さのオバマ大統領の就任式が行われましたね。その就任演説は、さすがに説得力と気迫に満ちたものでした。

その就任演説で、印象に残った部分を抜粋。

まず演説の冒頭部分で、
「・・・・経済はひどく脆弱になった。それは一部の人々の強欲と無責任の代償でもあるが、同時に難しい選択をせず、国家を新しい時代に準備してこなかった集団的な失敗でもある。・・・・・。」


そして中盤部分で、
「・・・現状維持、狭い権益の保護、不快な決断を先送りする時代は間違いなく過ぎ去った・・・・・」

そして終盤に、
「・・・・いま求められているのは、新たな責任の時代だ!・・・・」

全般にわたり、過去のしがらみを捨て、それぞれが責任を持ち、苦労を伴っても新しい時代を切り拓かなければならない。。。ということが力強く説かれているように思いました。

正直「暴走する大国」という、マイナスのイメージしか、アメリカに対してもたなかった私ですが、
「此処まできた国には、さすがに自浄能力があるのか!!」
と感心させられました。

この就任演説を、作成したスピーチライターは若干27歳だとか!! キラキラ(オレンジ)すばらしいです。
若い才能にちゃんと機会が与えられる懐の深さは、我が国は学ぶところが多いのでは!?

そして、氷点下の寒空の中、200万人ともいわれている就任式に集まったの人々の熱狂ぶりには驚き、そして羨ましくも感じました。   自国を想い、少し、悲しくなりました・・・・。


そうだ!私が住んでいる大阪も捨てたもんじゃありませんでした。 
30代の橋本知事が大阪をチェンジするために、エネルギッシュに日々奮闘してくれています。グッド(上向き矢印)

確実に変化している時代を実感させてくれた、オバマ大統領の就任演説でした。

                             1月23日 

 

チェンジ

 戦後史上最大・戦後初・アメリカ史上最大・アメリカで初めて・100年に1度…ここ最近の日経新聞の一面の見出しには、上記のような言葉が並んでいます。毎日のように衝撃的な見出しを見ていると、慣れのようなものが出てきて驚きが少なくなってきています。   

 今から10年程前、アメリカ在住の方と親しくさせていただいていました。その方は、アメリカの状況を私にこう語ってくださいました。

「今は投資ブームで、皆やっている。利回りも高く10%位はある。だから皆やるんだ。」 

それは凄い話だなと思いました。日本の名だたる企業でも、総資本経常利益率(注…解説はこちら)が10%を超える会社は、そう多くありません。借入をしてでも投資している個人も、アメリカでは多いのだろうなと思いました。  

 ただ、その方は一通り話が済んだ後、こう呟かれました。

「こんなんずーっとやっとったら、今にひどいしっぺ返しが来るんやろなあ」 その一言は普段の口調とは違い独白のように響いたので、印象に残りました。 

 それから10年を経て、そのしっぺ返しは現実のものとなりました。 

アメリカのオバマ新大統領の経済政策に、世界中の注目が集まっているそうです。是非、今までとはチェンジして、大胆な景気浮揚策を打ち出して欲しいものです。

 ひるがえって日本では、中小企業の経営危機が叫ばれています。日本のモノづくりや創造性あるアイディアの発信地は、中小企業にあると思います。その貴重な発信地は、是が非でも守るべきだと思います。

100年に1度の緊急の時ですので、日本でも従来の考え方をチェンジして、中小企業を守る為のより一層の大胆な対策が、求められていると思います。

                                          1月15日(木)

十日戎

今年も、「えべっさん」に行ってきました。えべっさんといえば商売繁盛の神様、自営業者にとっては、年始早々の十日戎は欠かせない行事です。私は、堀川戎や今宮戎のようにメジャーではない、こじんまりとした「玉造戎」にお参りにいってます。参拝客もまばらで、お願いを聞いてもらえる確立がたかそーなのと、福笹を買うと抽選のくじがついていて「ガラガラ」のくじに挑戦できるお楽しみがあるからなんです。今年もしっかりお願いをして、福笹を購入、ガラガラのくじで、「卵」をゲットしましたるんるん

福笹には、「商売繁盛」や「福徳安全」などのお札の飾りがついていますが、その飾りの中で、ええ感じの存在感を放っているのが「大福帳」です。大福帳といえば、経理帳簿・会計帳面ですね!昔から商売人の家で火事があると、何を置いてでも「大福帳」を持って逃げたとか! やはり昔から「経理」って会社の要だったんですね。 

「たくさんの経営者の人に財務の大切さを知っていただいて、経営に役立ててもらえるようになりますように・・・」と、えべっさんに再度お願いをして帰途につきました

  1月10日(土)

あけましておめでとうございます

平成21年、あけましておめでとうございます。

昨年は、アメリカの金融危機を発端に、100年に一度という不景気の大波が起こり、我々の生活や、私たち税理士のお客様である中小企業の経営を直撃しました。おそらく新しい年はさらに、試練の年になるでしょうが、生き残るため、お客様に喜んでいただくためには何が必要かをしっかり見極めて、歩んでいきたいです。

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そして、お世話になったすべての皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、日々過ごしたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

   平成21年 元旦  白池記

 

時価会計の凍結って!!

今年、世界を襲った金融危機・・・。今年の年の瀬は、例年にも増して、厳しい風が吹き荒れています。そんな市場が大混乱している秋も深まった10月末「時価会計の一時停止」が認められたというニュースを聞き、驚いてなんども耳をほじくり返してしまいました。 あれだけ時価会計の導入を各国にせまっていた欧米諸国が、金融危機で時価会計の継続がしんどくなり、「時価会計の凍結」を提唱したっ!?ダッシュ(走り出すさま)そんなんやったら、いい点数のテストだけ親に見せて、赤点のテストは破いて捨てる子供と一緒やんかたらーっ(汗)

12月20日付の日本経済新聞「大機小機」というコラムにも「時価会計は二枚舌か」という記事がでていました。「混乱した市場では時価は真の価値ではない」という認識を首尾一貫させるためには、今回の場合とは逆に大きく上昇した場合にも、時価会計は不適切という新しいルールを作らなければ、二枚舌的になっていまう」という内容でした。 

まったくです。

私が初めて税理士試験の受験をしたときに勉強した「財務諸表論」でも、「まだ実現していない利益=評価益」を計上することは、会計の原則論に反する。と習ったと思います。

また、私たち税理士が作成させていただく中小企業様の決算書は、税のルールに従う場合がほとんどなので、一部の例外を除き、「取得原価主義」が大原則です。なので評価の下がった資産にも課税され、なのに融資の審査の場合は、時価にひきなおした価値で融資の判断をされるという現実もあるのですたらーっ(汗)

世の中のルールがあまりに「大きなものの都合ばかり優先」とならないことを願いますねえ。。。

 

巣ごもり消費のクリスマス

今日は、クリスマスイブですね。ぴかぴか(新しい)

今年のクリスマスは、巣ごもり型消費の傾向だそうです。不景気の影響と平日のど真ん中ということで、レストランやホテルの予約の方が低迷してるそうです。その代わりに、家で食べるケーキやチキン、お取り寄せのおいしいものとか好調だそうです。不景気で大変な世の中になる方が、人々の生活パターンは人間っぽくなるって、なんだか皮肉ですねえ。。。

何はともあれ、メリークリスマスですビール  12月24日

年末調整の季節ですねえ

2008年もあと僅か。。昨日は、冬至でした。皆さんぴかぴか(新しい)かぼちゃを食べたり、ゆず風呂に入ったりなさいましたか? 我々税理士の世界では、この時期は年末調整の作業をしています。

では、年末調整は何の為にするのでしょう?

サラリーマンの皆さんは、所得税やら住民税やら社会保険料が、毎月のお給料から天引きされてますよね?そのうち所得税の天引きは、概算の金額で天引きしているので、1年間の収入が確定する年末に、その人が今年に納めなくてはいけない所得税を計算して、その確定した金額と、今まで概算で天引きした金額の差額を、精算する作業が必要になります。それが「年末調整」です。

年末調整は、12月のお給料で精算される場合が多いですが、年明けに精算しても大丈夫です。12月分の給与に対する源泉所得税は1月10日までに納付することになっているので、それまで年末調整の作業を済ませておけば大丈夫です。(源泉税の納付を半年に1回と申請している事業所さんは1月20日ですね)

2008年の年末調整の作業で注意する点は、昨年から住宅ローン控除を受けている人は、税源移譲の関係で、控除期間が選択式(10年か15年)になっているので、どちらを選択しているか確認する必要があるということです。

なお、2カ所以上で勤務している人、給与収入が2000万円以上の人は年末調整の対象とはなりません。 また、住宅ローン控除の1年目、医療費控除・寄付金控除などを受ける人は、確定申告が必要となりますので注意してください。

年末調整は、要は「サラリーマンさんの確定申告を簡単にすますための作業」のようですね。この制度には、かなりの賛否両論があります。確か2005年に年末調整を廃止するという意見が過去にでていたような気がしますが、どこかに立ち消えになってしまったようですね。 

税金も社会保険料も天引きで、税金の計算作業も会社でやってくれるとなると、なかなか「自分が、どのくらい税金や社会保険料を払っているのか」をじっくり確認したりしないですね。。。 

会社から、「給与所得の源泉徴収票」を受け取った会社員の皆さんexclamation×2この機会にじっくり眺めてください。

1.支払金額(会社から受け取った給与総額)

2.源泉徴収税額(1年間に収めた国税の金額)です。

3.社会保険料等の金額(あなたが1年間に払った、健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料の金額です。

なお、1年間に収めた住民税の金額は、源泉徴収票には、表記されません。

 

平成21年度の与党税制改正大綱が決まりました

我々の世界では、年末の風物詩のような、「与党の税制改正大綱」が、12月12日に決まりました。

中小企業税制では、

1中小企業の法人税の軽減部分の税率を、平成21年4月1日から2年間に限り、従来の22%から18%に下げること、

2平成21年2月1日以後終了する事業年度から、現在適用中止中の「欠損金の繰り戻し還付」の復活

の2点が掲げられていました。

税率の軽減については、来年の平成21年3月決算ではまだ適用がないのが、残念ですたらーっ(汗)

新聞等では、「景気回復実現のため減税一色に!」となっていましたが、住宅ローン減税の拡大や、土地税制などのたぐいは、資金繰りに窮している中小企業等々、不況の波を一番大きくかぶっている人々には、遠い世界の話のようにはならないか・・と考えてしまいます。

(与党の税制改正大綱は、あくまで現時点では、「案」です。年明けの国会で決議され始めて本決まりになります)

中小企業の資金調達は厳しっ!緊急保証の認定窓口は連日行列が!

このたび創設された、中小企業向けの緊急保証制度ですが、認定窓口は、連日希望者が殺到して、ましなときでも2〜3時間待ちはあたりまえだそうです。市町村の窓口で認定をもらえても、次に保証協会の審査が待っています。保証協会では過去の教訓から、審査を慎重にせざるを得ない実状もあるようです。 また先日、日銀が各金融機関への貸し出し条件の緩和を決めましたが、大企業もお金がいくらあっても足りないこのご時世。。。中小企業の分までまわるかが心配されていますたらーっ(汗)

やはり、これからの中小企業は、ますます「財務の強化」が必要になってきますね

     

雇用能力開発機構が廃止へ

先日、職業訓練のことを書きましたら、今日「雇用能力開発機構・廃止へ」の記事が出ていました。職業訓練の分野は、地方が希望する場合はその地方へ移つし、それ以外は、厚生労働省所管の「高齢・障害者雇用支援機構」という機構に統合されるそうです。。。。これを機会に、是非是非。生きた職業訓練のプログラムをお願いしたいもんです

  12月11日

雇用対策費の倍増

12月5日の新聞によりますと、雇用対策費を2兆円に倍増する方針を、自民党と公明党が固めたようです。増加分の1兆円は雇用保険の積立ではなく、一般財源からの投入を予定しているようです。追加の雇用対策は、「非正規雇用者向けのセーフティーネット強化」「派遣社員を正社員などに採用した企業に対し1人当たり最大100万円の助成金の支給」などの内容です。                                  

 世界的な不景気の影響で、自動車産業などの期間従業員の削減は、1万人を超えているとされており、大企業の工場閉鎖などの後ろ向きなニュースを聞かない日はありません。(今日もホンダがF-1から撤退したというニュースがでていました)          このようなご時世ですから、雇用対策は超重要課題には違いありません。 でも、少し思うところがあります。

私は、10年ほど前、公的な機関が主催する、職業訓練の簿記の講師をしていました。その講座は、「求職中の方に、無料の講義を提供し、スキルアップにつなげてもらう」というものです。これは、大変よい制度だと思います。しかし、受講生の中には、スキルアップや資格取得に全く興味のない人が混じっていたのも事実です。「検定試験に不合格だった場合は、受講料を受講生が負担する」などの規定を作っておかないと、大切な公のお金をどぶに捨てるような結果になってしまうたらーっ(汗)あせあせ(飛び散る汗)という事実を目の当たりにしました。                  今回の雇用対策費も、ほんとうに必要な人の為にお金が使われること、そして、助成金などの施策は、不正受給の温床などにならぬことを祈ってやみません。

  白池記

裁判員の日当

師走に入ってしまいました。1年早いです。最近は1年どころか、10年すらあっという間のように感じます。ダッシュ(走り出すさま)たらーっ(汗)

来年から始まる、裁判員制度の候補者への通知の発送が始まっていますね。実際に裁判員として出向いた場合、1万円程度の日当が支給されるようですが、「その収入は税務上、雑所得とする」と国税庁が回答しました。⇒国税庁の回答サイト        ということは、自営業者の方は当然、確定申告の際の収入に含めなければなりませんし、給与所得者の方の場合でも、給与以外の所得が20万円を超えるようなら、確定申告が必要になってきます。当然の取扱いなのでしょうが・・・あせあせ(飛び散る汗)「お国のために頑張ったご褒美に、税金はいいよ」とはいかないようですねたらーっ(汗)   12月1日

自民党税調が土地の譲渡益非課税を提言したそうですが、、、

11月28日付の新聞によりますと、自民党税制調査会の小委員長の柳沢さんが、土地の譲渡益の時限的非課税を、提言したそうです。個人が土地を譲渡した場合、長期保有のときで、国税と地方税を合わせて、20%の税率が課かるというのが、現在の制度です。。                 うーん・・・バッド(下向き矢印)。景気のよしあしが土地に左右される世の中のままで、いいのかなああ?。疑問です。自民党税調の21年の税制改正の柱は、住宅ローン控除の拡大とされていますが、住宅ローン控除については、色々と思うことがありますので、後日改めて書きたいと思います。先日、相続税の抜本改革も先送りしたと出ていました。 それで、10月にでていた中小企業の法人税の税率軽減は実現するのでしょうか??2次補正予算の先送りでこちらは先送りになるのでしょうか?たらーっ(汗)    税制改正は、通常、年内に案が固まり、年明けの国会で決議されてはじめて確定するものなので、この政局の不安定な中では、どうなるかは不明ですが、もっと国民力を高めるような制度改正案はでてこないのでしょうかねえたらーっ(汗)。。  11月29日  白池 記

緊急保証制度は開始しましたが、2次補正予算先送りは痛いです。。

当事務所サイトにも取りあげましたが、先月末から中小企業向けの緊急保証制度が開始しました。これにより、自治体の申し込み窓口は、融資要請で殺到しているようです。大阪府中小企業信用保証協会のホームページには、「混雑が予想されますので、お早めにお申し込みください。年内保証希望の場合は、12月1日までにお申し込みください。」の告知が。。。早すぎます!あと2日しかない。。中小企業にとっては、冬のボーナス等で、12月は通常の何倍も資金が必要になる時期。年明けに。。なんて悠長なこと言ってられません。しかも先日の2次補正予算提出の先送りで、融資の保証枠の拡大が先延ばしになってしまいました。今日11月27日の日経新聞の朝刊によると、10月の1次補正予算で確保した、保証6兆円・貸付3兆円の財源に加えて、21兆円を2次補正予算で手当てする方針だったようですが、これが先送りされてしまい、年内に間に合わなくなってしまいました。中小企業の社長さんはみな「なんとかボーナスだして、従業員にええ正月を向かてほしい」と思ってはります。。。資金繰りは時間勝負、金融庁も金融機関の中小企業に対する融資姿勢の検査に動くようですが、中小企業に携わってる人たちの苦労が報われる年越しになってほしいものです。         2008年11月27日(木)白池記

税理士つれづれ日記、はじめました

経理・財務・税金・資金繰り・融資・起業・開業・事業承継・・・お客様の生活の大切な部分に深くかかわらせていただく「税理士」という仕事を通じて日々思うことを、税理士・槻木 孝康と、税理士・白池 玲子が、少しずつ書きためてまいります。。。。