金融危機後のバングラデシュって(後編)

ダッカの街中での特筆すべき事の二つ目は、圧倒的な労働力の過剰です。

二箇所目のホテルの部屋にはテレビが有り、クリケット等観戦しましたが

テレビコマーシャルは、食器洗い用の洗剤と、ビスケットと

洗濯用の洗剤(自動洗濯機用ではない)の3パターンでした。

それは、バングラデシュ製の庶民用の工業用製品が、その当時としては

それ位しか無かったと言う事を、意味しているのだと思います。

バングラデシュは、雇用の受け皿となる産業の育成が思うように

進まない中で、急激に人口増加が進み、現在では、日本以上の

人口を抱えている国です。

ダッカの中心部の交通事情に、典型的に労働力の過剰が表れていると思います。

ダッカの道路の混雑度は、恐らく世界一だと思います。自家用車以外に

タクシー、バス、オートリキシャーとりわけサイクルリキシャー(自転車タクシー)の数が

あきらかに多すぎます。毎日、タクシーかリキシャーかバスを利用していましたが

毎日、軽い接触事故がありました。タクシーに乗っていればリキシャーが軽く追突し

オートリキシャーに乗っていればサイクルリキシャーと接触事故があり、

最初は「事故だ!」と驚いていましたが、毎日の事なので慣れました。

当事者同士も車から降りずに二言三言軽く口論しあうだけでした。

とにかく街中は、大変な混雑状態で、ぶつからずには、走れない

状況でした。また、手にしたバングラデシュの英字新聞では、

象徴的な写真が掲載されていました。サイクルリキシャーの運転手たちが

バスを破壊している写真でした。読むと、バスは大量に人を輸送するので

バスの本数が増えた事により、サイクルリキシャーの利用者が減った事に対する

サイクルリキシャー運転手たちの不満のあらわれだ、と言うことでした。

需要と供給のバランスの下に、価格が決まると言う事が普遍の摂理である

と仮定するならば、ダッカにおけるサイクルリキシャーの運賃は、あきらかに

需要側の一人勝ちでした。ダッカは川の街で、その中でも最大の川に

観光しに行った時の事です。船着場は、船客目当てのサイクルリキシャーで

溢れていました。サイクルリキシャーで埋め尽くされていたと言う形容の方が

良いかも知れません。私は、向こう岸で仲良くなったバングラデシュ人の青年と

サイクルリキシャーで街中まで戻る事になりました。彼は、

「この値段で、折り合いをつけるから、待っててください」と言うと

無数に有るサイクルリキシャーに次々に声をかけていきました。

いや、正確に言えば、言い捨てみたいな、感じでした。

値段交渉と言うものは存在しませんでした。彼が、この値段と言い

それに運転手が、少し躊躇いを見せたなら、彼はもう次のリキシャーに行っている、

そんな感じで10台以上に声をかけて、そして、彼の予定通りの値段で

我々は、街中までサイクルリキシャーで戻りました。


現在で人口1億6,000万人、そして労働力の圧倒的な余剰・・・

しかし、金融危機を境に、世界のバングラデシュを見る目も

変わったのではないか?と思います。

・莫大な消費地である中国・インドに近い

・安価で豊富な労働力

・免税の経済特区が多数有る

・カントリーリスクは、インド以西のイスラム教国に較べればまだ安定

・そして、日本にとっては、対日感情が良い(と思います)

ただし、ダッカでは、毎日デモをやっていましたし、

東南アジアの優等生の国と較べれば、リスクは有るとは思うのですが・・・。


金融危機で世界の様相は一変しました。そして、金融危機前に恩恵を受けて

いなかった国が、金融危機後に良くなっているように思います。

それは、アジアの中で言えば労働力の値段の差と言う一面も有ると思います。

例えば、タイは苦戦し、カンボジアは好調です。

それで、色んな意味で印象深かった国、バングラデシュの事を書きました。


話は変わりますが、ダッカの人達は、人懐っこい人達でした。

毎日のように、「俺の家に飯を食いに来ないか?」と誘われました。

バングラデシュの映画を見に行った時、日本から来たと言うだけで

チケットを買ってくれた初老の紳士が、映画を見終わった後

「飯を食いに来ないか?」と誘ってくれたので行きました。

彼の家は、街中から、かなり外れた下町でした。

下町はアスファルト舗装されていない道で、雨季でしたので、

所々に水溜りが出来ていて、それが無性に懐かしい思いがしました。

家族で歓待してくれ、家庭料理をご馳走になり、その上、

「夜のダッカは危ないんだ」と、また、わざわざ街中のホテルまで

彼は送ってくれました。嬉しい思い出です。

その他にも、誘ってくれた人は、たくさんいましたが、

「そっとしておいて欲しい病」を発症していたので、行く事は

有りませんでしたけれども、やはり嬉しいものでした。


ダッカの人々は、多数が地方出身者です。

彼らが私に語った言葉をまとめると次のようになります。

「ダッカは好きです、僕達を食わせてくれるし、刺激的だし、生活の基盤です。

だけど、バングラデシュの心は、僕達の生まれ育った農村にあります。

農村の風景こそ、バングラデシュの心の基盤です。

ダッカだけでなく、バングラデシュの農村も是非見てください。」

いつか時間ができたら、彼らの言う美しい農村を

是非訪れてみたいな、と思っています。

                        4月10日 槻木記







金融危機後のバングラデシュって(中編)

そのホテルは、1階に商店が入っている雑居ビルの3階より上を使用

していて、3階が受付とロビーで4階より上が客室になっていました。

もちろん、エレベーターは無く、階段を昇って3階にたどり着くと

外観からは、想像もつかないような豪華なレセプションとロビーでした。

「これは、部屋もすごく良いのでは?」と期待感が高まりました。

清潔で上品な身なりをした、初老のベンガル人のフロント係が

「ようこそいらっしゃいました。何泊されますか?」と

聞いてきたので、部屋を確かめもせずに「とりあえず2泊」と

答えてしまいました。「かしこまりました、では部屋まで案内させます、

どうぞごゆっくり」と笑顔で応対してくれました。

若い男性スタッフ2名が、部屋まで案内してくれました。

外国人の宿泊客は極端に少ないらしく、私が外国人と言うだけで

案内するのが嬉しそうでした。部屋は、ロビーの豪華さがウソのような

みすぼらしさでした。しかも、スタッフの一人がスプレー缶を持って

ベッドまで行き、敷布団にスプレーを噴射し始めました。

外国人と言う事で、彼は大サービスしてくれたのでしょう。

もう一人のスタッフに「もう、その辺でいいんじゃない?」と肩を

叩かれるまで、私の寝る敷布団にスプレーしてくれました。

彼は、スプレーし終えると、私の方を向き、親指をたてて

「Good?OK?」とさわやかな笑顔で部屋を出て行きました。

あまりの急展開に、事態がよく呑み込めていませんでしたが

「人の寝る布団に、強い殺虫剤は撒かないよな」と

恐る恐る、敷布団を見てみると、やはり小さな虫達が

元気良くしっかり動いていました。ホテル側も事態は知っていて、

スプレー噴射は、最大限の努力はしました、と言うパフォーマンス

なのでしょう。どの部屋も似たような状況なのでしょうし、

あきらめて、この部屋に泊まる事にしました。バングラデシュに滞在した期間は

短期間でしたが、かゆみ止めのタイガーバームの大瓶を、丸々使い切ってしまいました。


更に、この部屋をよく見まわすと、大量のゴキブリ達が、私を取り囲んでくれていました。

日本では、近ごろ見かけなくなった近づくのに恐怖を感じるような

超大型のゴキブリも、数匹います。一応、執務机と椅子が有り、その机の

引出を開けると、どの引出も2〜3匹いると言う感じでした。

ゴキブリは30分もすると慣れました。1匹とか見つけると、妙に押し出しが強くて

怖さを感じますが、あれだけ大量だと、逆にいる事自体に違和感を

感じなくなるのかと思います。


ですが、更にこのホテルは、これだけではありませんでした。

布団に寝転がり、虫のかゆみでしばらく寝つけず、疲れ果てて、ようやく

かゆみよりも眠気が優勢になってくる深夜2時半過ぎに

突如として、謎の深夜の廊下掃除が始まるのです。

ほうきで掃く、「シャー、シャー」と言う音だけならまだしも、その男は

静かな声で奇妙な余韻のつぶやきを延々とつぶやくのです。

ただでさえ、寝苦しいダッカの夜に、悪夢に陥りそうなBGMを

提供してくれるホテルでした。

ちなみに滞在中、ホテルを替えてみましたが、状況は最初のホテルと

似たり寄ったりでした。これは、バングラデシュを訪れる外国人が

少ないため、ホテルの数も少なく、また、ホテル側も設備の

質的な改善をする必要性があまり無かった

と言うことなのかな?と思います。


ダッカの街中では、特筆すべき事が二つありました。

一つ目は、外国人に対する注目度の高さです。到着翌日、

目的地に向かうため、サイクルリキシャー(自転車タクシー)に

乗りました。すると外国人である私が相当珍しいのか、沿道の

バングラデシュ人が、みんな私に注目してくれるのです。

おおげさではなく、目的地に着くまで、ずっと沿道に対して

手を振っていました。パレードカーに乗って、手を振る人の気持ちが

分かった様な幸せな気分でした。(ただし、バングラデシュはイスラム教国ですので

私に対して、熱い視線で注目してくれるのは、ほぼ100%男でしたが・・・)

しかし・・・滞在が2日目、3日目となるに連れ、どこへ行っても多数の男達の

熱い視線にさらされていると、頼むからそっとしておいて欲しいと言う

願望が非常に強くなり、サングラスで変装して出かける芸能人の気持ちが

少しだけわかりました。

バングラデシュに旅立つ前に、「ダッカの街中で

日本人旅行者と西洋人旅行者が遠くからお互いを見つけあうと

何も言わず駆け寄って、無言でお互い抱き合って喜んだ」と言う

話を笑い話として作った話と思っていましたが、それは本当の話だなと思いました。

変な例えになるかも知れませんが、「見せものにされている恐怖感を

分かち合える同志」を見つけて喜んだのだと思います。

私も滞在中、同志と出会える事を望んでいましたが

ついにバングラデシュ人以外の人に出会う事はありませんでした。

ですので、「注目されなくてさびしい、誰もかまってくれなくて寂しい」と

感じている人には、是非バングラデシュに行く事をお勧めします。

たぶん2日もあれば、その思いは十二分に満たされる事と思います。

(続きは後編で)

             4月9日 槻木記






 

金融危機後のバングラデシュって(前編)

どうなのでしょうか?中国を中心にアジア経済は沸きに沸いている感が

ありますが、あまり耳にしません。メディア等では数年前に

ユニクロが工場を設立した事が取り上げられた程度です。


サラリーマン時代に、休みが取れたのでバングラデシュを

訪れた事が有ります。金融危機よりも5年以上前の事です。

基本的に旅する事が好きですが、バングラデシュについては、

「思い立った今、行かなければもう行けないかもしれない!」

と言う強い思いが何故か有りました。

日本で唯一刊行されているバングラデシュのガイド本を片手に

旅立ちました。バンコクでバングラデシュ行きのチケットを買う方が

安かったのでバンコク経由でした。信頼できて安い旅行代理店の社長は

タイ人女性でした。チケットの購入手続きも無事終わり、雑談をしていた時の

やり取りです。

私:バングラデシュに行く人はどれくらいいる?

女性社長:(全く興味の無い素振りで)まれに居るけど、私には

何故行くのかわからないわ。 

私:バングラデシュから戻ってきて良かったとか言ってた人は居る? 

女性社長:(さらに虚ろな目つきで) さあね、

何が良いのかわからないけれど、日本人が多いわね。

と言った感じで、話を切り上げられました。そう言う感じで

情報もほとんど無いままで、バングラデシュ行きの飛行機に

乗りました。隣の席は、ビーマン・バングラデシュ航空で整備士

として働いていると言う青年でした。「月給は、米ドルで約150ドルなんです。」

と言いました。私が何も言わないままでいると、彼は「バングラデシュでは

ものすごく良いサラリーなんです。あなたは、これからダッカの街中で無数の

職を持たない人々を見るでしょう。無数の物乞いの人々を見るでしょう。

ただ、それは彼等のせいじゃないんです。それは覚えていてください。」

と、やや語気を強めて言いました。印象に残っています。


首都ダッカの国際空港に到着したのは午後10時、同乗していた西洋人や日本人の

ほとんどがトランジット(インド行き)に進み、残されたのは私と

小奇麗な西洋人女性が一人以外は、現地のバングラデシュ人

と思われる人々でした。

西洋人女性は行き先が有るのか、手慣れた感じで入管を通っていきました。

入国手続きを済ませて、税関を抜けると私ひとりになっていました。

「と言う事は、旅行でバングラデシュ行きの飛行機に搭乗していたのは

自分一人だったのか」と思いました。目の前には、空港内にある

銀行の為替両替所が二つ。その囲われた二つのブースの中には

ひげをたくわえた男が一人ずつ。そして、それぞれの男がこちらを向いて

ねっとりとした笑顔で、おいでおいでと、手を振っているのでした。

国際空港内の銀行の為替両替所で、客引きされた事は初めてだったので

動揺し、背中に冷たい汗が流れるのがわかりました。

後ろを振り向くと誰もいません。私一人に対して、おいでおいで、している

のでした。前を向くとより一層ねっとりとした笑顔でおいでおいで

します。三途の河から、おいでおいで、されているような錯覚に陥り

思わずふらふら歩きそうになりましたが、なんとか冷静さを取り戻し

二つのブースの為替レートを確認してから、バングラデシュの通貨に両替しました。


深夜、空港の敷地から一歩外へ出た時の光景は忘れられません。

服と目だけの人が横一線に30人位私を凝視しているのでした。

目が慣れてくると、地黒の彼らの顔の輪郭も見えてきましたが、

最初に見た時は、度肝を抜かれるほどびっくりしました。

30人の内、10人ほどがタクシーの運転手やホテルの客引きで、

残りのの20人ほどは、ギャラリーと言うか、

私と客引きとのやり取りを面白がって見ている人達でした。

「暇と言うか、人が余っているのか?」と感じました。

10分ほど、彼等の熱く激しい売り込みを聞いたあと、

オートリキシャー(三輪タクシー)で、安宿の有る繁華街まで行って

もらう事にしました。ホテル名をダイレクトに伝えると何かと面倒だからです。

すると、一人の男が頼んでもいないのに乗り込んできました。

彼の目的は、何となく察する事ができましたが、目的地まで着く間に

彼から「今年のバングラデシュの状況」の講義を聞く事ができました。

「今年は雨が少なくて水害が少なくて良いよ、でも、雨が少なくて

農作物の生育はあまり良くないんだ。」との事でした。

雨が多ければ水害が発生し、雨が少なければ農作物が育たない

と言う事です。繁華街に到着後、ガイド本に載っていた

ホテルの位置は大体の目星がつきましたが、

彼を撒かなくてはなりません。ホテルの紹介料が目的なのでしょう。

「どこに泊まるんだ?」「知人の家」「どこに有る?」「のどが渇いたから

お茶飲んでから行くよ、じゃあ」と言って、彼を撒きました。

あきらめてもらうのに、15分ほどかかったと思います。

そして、ようやくホテルに到着しました。

けれども、またこのホテルが大変なホテルでした。

(続きは中編で)

 

                           4月8日        槻木記




 

 

月刊経理ウーマン4月号に記事が掲載されました

経理ウーマン4月号 経営者及び、企業の経理・財務担当者むけの経理専門誌

 「月刊・経理ウーマン」の4月号に、

  記事を掲載していただきました。
                       (著者 槻木孝康)

  タイトルは、
税金を計算するための書類はこう作られる
「会社の税務申告書」のことが分かる30分講座 
です。

 会社の通信簿である「決算書」と、税金を計算するための書類である「税務申告書」の違いを、わかりやすく書いています。

 

 経理ウーマンという雑誌の名称ですが、特に女性向けではなく、経営や、経理・財務・総務の業務に幅広く役立つ内容の雑誌です。 

 

 記事の詳細や、ご購入の方法は、出版元の研修出版様のサイトでどうぞ ⇒こちらから

  

ぎょうさん買うたろう商品券

「ぎょうさん買うたろう商品券」

大阪府が、大阪の消費拡大をはかるべくうちだしたキャンペーンで、

販売されている商品券です。

1万円の商品券で、11, 500円分のお買い物ができます。(利用期限が3月11日まで)

普段、食料品などを調達している近所のスーパーが、利用できる店舗と

なっていたので、1冊、購入しました。



1,150円分の商品券が、10枚綴りになっていておつり銭がでないので、

できるだけ、端数がでないようにお買いものをするのに、

 

少々頭を使うのですが、(みみちっ!ダッシュ(走り出すさま)

お得感は十分得ることができます。


 よくよく考えると、絶対必要なものしか買っていなくて、「消費拡大」には

全く、貢献していない!!ふらふら    


が、このアイデアに乗ったということで、貢献したと思っておきまーす   


大阪まるごと大売りだしの公式ホームページ

 

                                2月27日 白池 記

確定申告相談会場で思ったこと

いよいよ確定申告シーズンの到来です。

この時期、我々税理士は必ず1回以上、各地で開催される「無料相談会」の相談員として

会場に出向くことになっています。

初日の担当が割当られ、昨日ある会場にいってきました。


 朝一番から多くの方が行列を作って、順番を待っておられました。

私自身、30名くらいの方の相談を受けましたが、ほとんどが年金受給者の方で、

「相談」という内容のものではなく「なんかようわからんから」とということで、

ありったけの書類を持参してこられたような状況でした。


  そして皆さん一様に、苦痛の表情ですふらふら。 


そりゃそうですよね。ほとんどの方が、現役時代はサラリーマンか、主婦で

「確定申告」なんて全く縁がなかったのに、

高齢になって体力もなくなって目も悪くなった段階で、

自主申告しろというのは、かなり酷ですよね。



 しかも、年中で一番寒い時期に、わざわざ会場まで足を運んで順番を待っていただいて。。。

来場者の中には、相当なご高齢で足元もおぼつかない方も多くいらっしゃって。。

毎年「何事もなく帰宅していただけますように。。。」と願ってしまいます。


おそらく、あと10年・・・いや20年かな? 

もすれば高齢者といえどもパソコンが堪能になって

「自宅で自分で、チャッチャッと申告書を完成させる」時代がきて、

寒い中、会場に出向いてもらう事もなくなるんでしょうね。。。



 そのためにも、年末調整の制度をなくして、

 現役時代から、自主申告に慣れていただくようにならないかなと思います。  

 そうすれば納税者意識も、すごく芽生えると思いますし・・・。

 

                        2月17日  白池 記

司馬遼太郎さんの本に再度はまっています

NHKの「坂の上の雲」が好評なようですが、20年ほど前に司馬遼太郎さんの

本にはまっていた時期があります。戦国ものの本も好きでしたが、幕末ものが

特に好きでした。「竜馬がゆく」「燃えよ剣」は、一気に読んでしまいました。

「世に棲む日々」の吉田松陰に、魅力を感じました。「峠」を読んだ後には

河井継之助をもっと知りたくなり、越後長岡まで行きました。

道中で、長岡のタクシー運転手さんが「山本五十六も河井継之助も、ほんとは戦いたく

なかったんですよ」と、実感を込めて語ってくれたのが印象的でした。

「翔ぶが如く」は難解でしたが、明治維新後の激変期の最中での、

西郷と大久保の対立点は、現在の日本にも通じる部分が有ると思います。


そんな、素晴らしい司馬遼太郎さんの本ですが、最近は手にしていませんでした。

今年に入り、古本屋で何気なく司馬さんのエッセイを手にしました。

読んでみて、驚かされる事が多く、示唆に富んでいて、刺激的で

また、司馬遼太郎さんの本(エッセイ)にはまってしまいました。

エッセイは、司馬さんの感性(人間性)がより前面に出ていて

内容も多様で、物語とは異なる味があります。

司馬遼太郎さんは、多くのエッセイを遺してくれたので

ゆっくり読ましてもらおうと思っています。

                          2月10日 槻木記




中小企業金融円滑化法

「中小企業金融円滑化法」が、先月4日に施行されました。

制度の詳細を把握するため先日、商工会議所で開催された説明会に

行ってまいりました。



「モラトリアム法案」として亀井大臣から提唱され、一時期議論が加熱した

この法案ですが、大きな柱は次のような内容でした。


1.金融機関は、中小企業又は住宅ローンの借り手から依頼があったときは、

  貸出条件の変更等を行うように努める。


2.金融機関は、実施のための体制を整備、実施状況などの開示、

  及び、金融庁への報告を行う。


 いえば、金融機関への努力義務を求めた法であり、「モラトリアム法案」として

 騒がれたときに予想された内容に比べると、かなりこじんまりしたもののように

 感じました。


 
 金融機関への柔軟な対応を求めた制度ができましたが、。。。。

 経営者が、「具体的な数値で、経営計画を策定する」ということは、

 かわらず重要なのではないか、と感じました。

 

                                                  1月26日   白池 記

バンコクの家電屋さんでみた現実

お正月に滞在したタイ・バンコクで、ショッピングセンターの中の、

家電やさんに立ち寄ってみました。


一番賑やかな場所からはかなりはずれた、庶民的なショッピングセンターです。

少しずつ豊かになってきているように見えるバンコクの庶民さんが、

すごく利用してそうな、そのお店に並んでいる商品は、ほとんどが韓国のメーカーのものでした。

そして、またその価格が安い!! 「この値段なら、憧れの大型液晶テレビも買えるわー」

というような値段でした。 


世界に名をとどろかせた我が日本国製のものはないか、と探してみましたが、

残念ながら何一つ置いてませんでした


そういえば、路線バスで隣に座ったおっちゃんが、ずっと夢中になっていた

携帯電話も、韓国製のものでした。



3年ほど前に新しくできた、とても立派なバンコクの国際空港で使用されている

大型ディスプレイも韓国製でした。


そうか、、東南アジア市場は、今はこないなことになってるんや。。。


かくいう私も、洗濯機は、家電量販店でダントツに安かった韓国製を

利用しております。。




海外の空気を初めてすった学生時代。。

あの頃は、メイドインジャパンが花盛りで、アメリカさんの嫉妬を

かったりもしていました。。。

が、、、それもすっかり過去の出来事になってしまったんですね。。。

 

                               1月21日  白池 記

えべっさん(のこり福)

関西の商売人にとって、年の初めの欠かせない行事といえば「十日戎」!


毎年関西各地の戎神社様では、9・10・11日と、賑やかになります。


今年も、最終日「のこり福」でお参りをしました。


子供の時から毎年お参りしている「玉造戎神社」(JR玉造駅近く)は、とっても温かかみのある神社さまで、

無料の甘酒サービスがあったりと、ご近所の方々の温かさに触れることができて、

大好きなんです。。  しかも「福笹」には、ガラガラの抽選くじがついているんです。

しかも今回は、最終日の夜だったことで、「福飴」(えびす様のお顔が金太郎飴みたいになっている)を、

「縁起ものです。」と、お裾わけしていただきました。


そんな心温まるえべっさんでしっかりお参りし、今年も温かいサービスを心がけまーす!

 

                              1月12日  白池 記

平成22年 税制改正大綱

新しい年がスタートしました

昨年12月22日に、新政権になって初めての、税制改正大綱が発表されました。


念願だった、「オーナー社長給与の、損金不算入制度の廃止」を始め、

扶養控除制度の見直しなどが掲げられています。


また、今後の取り組みとして、公平な課税を実現するための

納税環境の整備をすすめていくとされています。 


主なものを、ホームページで掲載しております。こちらへどうぞ

モラトリアム法案の要綱が明らかになりました

返済猶予を盛り込んだ中小企業金融円滑化法案の要綱が

明らかになりました。2011年3月までの時限措置です。

要点は以下の通りです。

※対象となる貸し手は銀行や信用金庫等の預金取扱金融機関

※借り手は中小企業と、住宅ローンを抱える個人

※金融機関は借り手から申し込みがあれば貸し付け条件等の

 変更を行うよう努める(努力義務)

※金融機関は実施状況を定期的に開示・報告

※信用保証制度の充実(具体案は調整中)

※金融庁は上記の法律施行に併せて金融検査マニュアルや監督指針を改訂


以上のようになっています。中小企業の資金繰りに直結する法案だけに

国会での法案成立や、金融庁の監督指針が決定するまで

しばらくは目が離せないと思います。

                             10月27日槻木記

新税制調査会スタート 首相が税制抜本見直しを諮問

先週の金曜日、新政権で、新しくなった税制調査会がスタートし、

鳩山首相が、税制の抜本見直しを要望されたようです。

 

税源の確保が課題となっていますが、新しい風を感じる内容なので、

感想と交えつつ、一部の概要を書きまーす。


1.所得税の控除の在り方の根本見直し
  ・・・・すばらしいぴかぴか(新しい)!今の控除は非常に公平を欠いていると思います。

   
2.納税者番号の導入
  ・・・・非常に必要と思います。
    「国民総背番号制」と揶揄され、なかなか議論が進みませんでしたが、
    別に、番号付けて歩けって言われてるわけやなし!
     納税と、社会保険を一元管理することで、透明性が増し、これぞ公平!
     事務コストも削減されて言うことなしグッド(上向き矢印)
     歳入庁の導入も、ものすごく合理的だと思います。



3.租税特別措置法の見直し
  ・・・・期限付き政策減税措置のことですが、きちんと見直されることもなく、
     ダラダラと延長している。 
     既得権益の温床とも言われているので、見直しは必須やと思います。



4.酒税の課税方法の検討  
  ・・・・アルコール度数に応じた課税が検討されている。
     焼酎が増税になる。個人的にはトホホもうやだ〜(悲しい顔)

 

                                            10月13日  白池 記

 

モラトリアム法案(平成の徳政令)の行方はどうなる?

亀井金融相が提案した、モラトリアム法案・・・。

中小企業の借入金や、個人の住宅ローンの返済を、3年程度猶予しようと

いうものです。 平成の徳政令とも言われています。

「徳政令」 そういえば中学か高校の歴史で習った記憶が・・・!

鎌倉・室町時代に、幕府が債権・債務の放棄を命じたという、アレですね。。 




このモラトリアム法案については、多くの反対意見がでているようですね。

反対意見の多くは「金融機関の体力低下による、

 

さらなる経済危機の可能性・・・」というもののようですが。。。。  

 昨日は、金融株が下落し、日経平均株価も一時1万円を割れるということになりました。


 非常に厳しい資金繰を強いられている中小企業の経営者の方々と

 

 接している私にとって、中小企業パワーの復活となるのであれば、

 

 大変うれしいことです。

 

  ただし、その実施の方法については、十把一絡げでなく、

 

 細かい選別・適用条件の選定を、強く望みます。

 
  

  とてもいい政策でも、その実施法が細やかでなかったがために
 
 「残念な結果」になったのを、幾度と見たような気がしますので・・・

                                                9月29日  白池 記

党税調廃止

昨日、鳩山内閣が誕生しました。

 
  新閣僚の記者会見は、従来のように原稿を読んでいる風でなく、

各大臣の「政治主導の政治」への決意が、感じられるように映りました。

 

  昨日報道された中で、「おっ!ぴかぴか(新しい)」と感じられた内容の一つに

「党税調の廃止」があります。


 従来は、税制を検討・決定する組織が、2つ存在していました。

1つは、首相の諮問機関である「政府税制調査会」

もう一つは、「与党(自民党)税制調査会」 です。


政府の税制調査会は、大学の先生や、実務家である税理士などのメンバーで、

今後の税制のあり方などを、研究・検討・基本方針の作成などをされていました。


 しかし、最終的な税制の決定の段階では、与党の調査会が関与してたといいます。

 

 このようなシステムでは、既得権益者に有利な税制になってるのではないか

という懸念が生じるのも、否定できないと言われていました。。


 政権交代となり、党の税制調査会の廃止で、

真に平等な税制が生まれることが期待されますね。。

 

                       9月17日  白池 記

堅調なインド経済への感慨

インド経済が堅調なようです。外需依存度が少ない事、

政府依存度が少ない事、内需が堅調な事など様々な要因があるようですが

2009年9月時点においては、金融危機後、世界の中で

足取りが確かな経済成長を続けている国の一つとして

熱い期待が寄せられている国と言えそうです。


1990年代初頭、私はインドを訪れた事があります。


インド滞在中、インドで起こった出来事についての

答えがまとまらない、と言う経験をよくしました。

思考が万華鏡のように拡がっていきます。


「インドでは、物事の答えが見つかったとしても

それは有り得る多くの答えのうちの一面に過ぎない」と、よく耳にしました。


年長の日本人に、インドの事は、あまり深く考えないほうがいいよ。

と心暖まる的を得たアドバイスを受けていました。

しかし、晩御飯を食べて帰った後の、ゲストハウスの個室の夜は、

する事も無くベットの縁に腰掛けて

今日起こった事や過去の出来事を反芻するのでした。

すると自然にインドについて深く思いをめぐらす毎日です。

考えれば考えるほど思考がまとまる方向に行くのではなく

四方に散らばっていくので、人間の脳の

キャパシティーを超えるのでしょうか?

ぐっすり熟睡できるのでした。


インドで度肝を抜かれた体験の一つにカルカッタでの出来事があります。

地下鉄工事の現場です。当時の旅行者同士の合言葉は、

「カルカッタの地下鉄工事はまだやっているのかい?」でした。

カルカッタを訪れた際、せっかくなので私もその有名な現場の最前線に行きました。

その光景を見た瞬間にとっさに思ったこと・・・それは

俺が生きている間に、これは完成せんのとちゃうか?と正直思いました。

地面を掘り下げて、溝の中に、作業をする男たちが多数いました。

ほぼ全部手作業です。灼熱の炎天下の中で、男達は働いていました。

それにしても、手作業で一体1日にどれ位進むのだろうと思いました。

正直、この効率性でやっている、と言う事に

信じられない思いと、激しい好奇心を覚えました。

後に、日本や韓国で地下鉄工事の主任をやっていた方と

話をする機会に恵まれました。

その方は、最新の設備で、岩盤を掘り進めて行く際の

苦労や充実感を良い顔で話して下さいました。

聞いているこちらも、充実感が伝わるような、素晴らしいお話でした。

カルカッタは、それとは、ベクトルが正反対の仕事でした。

人力主体で掘り進めていました。

カルカッタの工事現場を長い間眺めていると

地下鉄工事の責任者と話をする事ができました。

工事は遅々として進まないようですが?と私が尋ねると

彼は目線を上に上げて誇らしげにこう言いました。

「はたから見ればそうかもしれない。だが、確実に前に進んでいる。」


インドは少ないパイをみんなで分け合う国だと、

その当時よく言われていました。

インドでは効率よりも、人が仕事にかかわる事の方が

遥かに重要なのだと聞いていました。

それを間近で見たと言う感覚でした。


カルナタカ州との州境に程近いゴア州の農村では、米作りを

見ました。やはり、人力がメインです。(あとは牛でした。)

米作りの季節になると、ゴア州の現地の農民以外に

インドの他の州から労働力として農民が集まってくる

と言うことです。合わせて総勢30人位です。

まずは、田んぼの雑草取りです。

これは100%人力でした。30人位が、田んぼに一列に並んで

雑草取りをする眺めは壮観でした。私もいっしょにやってみましたが

とげのある雑草が混じっていて、手が血まみれになりました。

インドの農民の手は分厚く固く、とげも問題ないようでした。

作業3日目で見かねた心優しい農民達が、別の場所の雑草取りをすれば

手は大丈夫だよ、と提案してくれました。田んぼでは、地中の雑草取り

でしたが、今度は地上に出ている雑草を引き抜く作業でした。

手は血だらけになりませんでしたが、今度は巨大な乳白色のアリに

一日に300ヶ所くらい噛まれました。雑草取りの場所がアリの巣と

重なっていたのでしょう。さすがに首筋を噛まれると激痛が走りましたが

一緒に作業していたおじいさんの首筋にも常時2〜3匹、アリがたかっていましたが

彼は顔色一つ変えずに作業をしていました。

インドの農村部に生きる人々はタフだなあと思いました。

雑草取りが終わると、牛を使って田んぼを耕します。その後

インディカ米ですので、種もみをまきます。種まき作業は、全員ではなく

年配のベテランと言う感じの初老の農夫が撒いていました。

まいてすぐに稲は成長し始め、たちまち田んぼは緑色ががってきて

私がその地を後にする時には、一面の緑となっていました。

日本でも農業機械が入る前の農業は、こんな感じに人力中心

だったのだろうなと思いました。


インドも中国も良く知っている知人が、その当時、中国は今後急成長するだろう

けれど、インドは緩やかだろうね、と言っていました。

私も彼の言っている事と同意見でした。それは、中国は国家として一つになれる

けれども、インドは多様すぎて、国家として一つの方向(経済成長)に向かうのが

困難だろう と言う理由からでした。

インドは経済的に急成長は出来ないだろうと私は結論づけていました。

その後、中国は急成長を続け、インドは中国ほどではないにせよ安定した成長を

続けていました。予想通りでした。


しかし、去年の金融危機以降、世界中の国々が軒並み大規模な景気対策を

打ち続けている中で、インドは傷が浅く堅調な経済成長を続けるだろう

と言うのです。私は自分の予想が全くの片手落ちであった事を知りました。

 

インドでは、まとまりかけた合弁会社の話が、その地域の農民の反対で

消滅したという例が今もいくつかあるそうです。

インドは急成長路線を選択しなかったのではなく、

選択できなかった、と思います。けれども長い時間を経て

その選択が、金融危機に耐え得る選択だったという事も証明しました。

私は、インドにそのような耐性があろうとは想像もしていませんでした。

 

「インドでは、物事の答えが見つかったとしても

それは有り得る多くの答えのうちの一面に過ぎない」

インド滞在中に、よく耳にしたこの言葉を

最近インド関連の経済ニュースを見聞きするたびに

思い出す日々です。

                   9月12日 槻木記

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

関西中小企業の強みと弱み

「関西経済白書2009年版(関西社会経済研究所)」で、関西中小企業の

強みと弱みが、次のように記述されていました。

 

☆強み・・・

  ・製造業が生み出した付加価値のうち、中小企業の占める割合が
   全国より高い

  ・下請けの割合が低い

    *以上のことから、関西の中小企業の強みは

     「独自性」「多様性」「独立性」ということだそうです。

 

 ★弱味

  ・企業間信用が発達しているが故に、運転資金が大きく資金繰りが厳しい

  ・売上に対する借入金や利息の割合が大きい

   

 

  要するに、ええもん作って頑張っているパンチが、

        お金まわりがしんどいあせあせ(飛び散る汗)・・・ということなのですね。

 

  私が思いますには、改善策は、ずばり!

   「社長さんに、財務に強くなっていただくこと」

  「計数重視の経営に移行していただくこと」 

      だと思っています。   

   これからの厳しい時代、我々、税理士の使命は

    益々大きくなることを実感しました。。。  

 

                                          9月10日 白池 記

衆議院選挙戦

あさって日曜は、いよいよ衆議院選挙。

戦後の日本のあり方を問い直し、これからの日本のあり方を
決める大切な選挙になりそーですね。

衆議院解散から、選挙当日まで40日間という、長い前置き期間がありましたから、
公示後は、さぞにぎやかになるだろうと覚悟していましたが・・・・。

やけに静かです。。。
住まいも職場も、大阪の街のどまん中、 なのに、これまでの選挙戦のような
「もお、ええっちゅうねん!」と叫びたくなるような、候補者の名前の連呼は、それほど聞こえない。

名前連呼の刷り込み作戦は、あまり流行なくなってきてるのでしょうか。

「マニュフェスト」の存在も大きいのかなと思います。

名前の連呼で選挙民に刷り込むのではなく、・・・政策で、戦う。。

やっと、まともな方向になってきてるのだとしたら、嬉しいことですね。

マニュフェストは、インターネットでも読むことができるので、気になる政党のものを
読んでみました。 生活民として税務のプロとして、「ここなったらいいな」とずっと思っていたことが、
取り上げられていました。  

30日の投票結果が楽しみです。

               8月28日 白池 記

銀行との間合い



昨日の日本経済新聞の朝刊に、「銀行との間合い再構築」と言う

記事が掲載されていました。金融危機前は、市場からの直接金融にシフト

していた企業が、金融危機を境に、駆け込み寺としての銀行との関係を

強固にするために、銀行との間に出来たすき間を埋めようとする動きが

企業の間で、活発になっていると言うものでした。

ただし、その記事は、後半で、銀行の変化についても述べています。

「銀行から見れば付き合いたいのはあくまで財務の良い会社」

「銀行との距離に気付き、間接金融への回帰を探っても、

銀行の融資姿勢は市場並みの冷徹さを持ち始めている。」

また、地方銀行は、地元の中小企業向け貸出のリスクを取れず、

市場から高格付けの企業の社債を購入する新たな買い手として

注目されている、と書かれていました。




資金調達に万全を期したい企業と、融資先の選別を一層進めざるを得ない銀行

との対比がよく出ている記事でした。




現行の制度化では、やむを得ない状況だと思います。

それにしても、このまま進めば、地域経済は

どうなってしまうのでしょうか?大企業の工場誘致は

大量の雇用を創出し、地域に貢献しますが、

今回の金融危機に際して、閉鎖を決めた工場も多い

事からわかるように、長くその地域に貢献してくれるとは

言いにくい面もあります。やはり、地域の地場産業が

地域経済に長く貢献し、地域を活性化してくれると思います。




金融危機を、引き起こしたのも「金融」

企業に融資するのも「金融」です。

同じ字ですが、企業に融資する「金融」には、

企業を育てていく意味合いが、いつまでも込められている

今も、そしてこれからも、そうだと思います。

                 7月10日 槻木記

エコカー

私のエコカーです。

毎日の移動はほとんど自転車です。 

最もエコだと思うのですが、エコカー減税もエコカー補助金も、

エコポイントも恩恵がないのが、むなしいです。               

健康にいいから、良しとしておきます


         7月9日  白池 記

源泉所得税の納期の特例(今日は七夕)

今日は、七夕ですねぴかぴか(新しい)

七夕といえば、織姫様とひこ星様が、1年に一回だけのデートをされる日です。

 

会計事務所ではこの時期、1年に1回でなく、半年に1回の作業をしています。

 

 それは、「源泉所得税の納期の特例」です。

事業者さんが、従業員さんに給与を払うときは、一定の所得税を天引きして

支給しなければなりません。


 そしてその天引きした源泉税は、 原則は、必ず翌月10日までに納付しなければ

なりません。 納付が遅れると、ペナルティ税金がかかってしまいます。

                          ⇒ペナルティ税金についての詳細はこちらへ

なので、事業者さんにとって、毎月・毎月の納付の手間は大変です。

 

 そこで、小規模の事業者さんにだけ、半年分をまとめて、7月と1月に納付することが

認められているのです。 この特例の詳しい要件等は、こちらへどうぞ

 

  七夕のお話がなんだか、事務的な話になってしまいましたダッシュ(走り出すさま)

                                         7月7日  白池 記

休日のご褒美

ビールがことさらおいしい季節ですね

最近気に入ってる休日のご褒美ビールです。

その名も「インドの青鬼!」
作っているのは、日本の地ビールやさんです。


18世紀のイギリスで、インドへの長く暑く過酷な船旅でも
劣化しないように、アルコール度数が高く濃ゆい味のビールが、開発されたんだとか・・・。


「何がなんでもビールが飲みたい!」という当時のイギリスの人の
執念が作らせたビールなんですね!

そのビールを再現すべく作られたのがこの「インドの青鬼」なんだそうです。


めちゃめちゃ濃厚なお味・・・。アルコール度数は7%で、    
リラックスする休日にはぴったりでーす!



   7月5日  白池 記 わーい(嬉しい顔)

平成21年の路線価が発表されました

7月になりました。

今日、7月1日、国税庁から平成21年の路線価が発表されました。

路線価というのは、相続税や贈与税を計算するときの基準となる土地の

価格で、毎年国税庁から発表されます。  

 国土交通省が発表する公示地価の8割程度の価格となっているようです。

 

 

 平成21年の路線価は、不景気の影響を受けて、全国平均は、

前年より5.5%下落の1uあたり13万7千円となりました。

 

 全国一高い路線価は、東京銀座の「鳩居堂前」で、1uあたり、

3120万円だそうです。。。  (それでも前年より2%下落だとか)

1uといえば、1m×1m・・・。それが3120万円とは、すごいですねえ。。。

 

 ちなみに、全国の路線価は、国税庁のサイトから見ることができます。

                 ⇒ 国税庁のサイト 

                         7月1日  白池 記

 

 

梅酒2009

梅酒を漬けました!

梅は、ネット通販で購入の紀州南高梅。

青梅でなく、やや熟した黄色いものを選びましたよ。

3週間ほどで飲めるようになりますが、やはり1年ほど置いて、

深い味わいになるのを待ちまーす。

梅酒は、とても身体にいいみたいですよ。  1年後が楽しみです



左側の透明なものは、氷砂糖で、右の黒いものは黒糖です

骨抜きになった骨太方針2009

「骨太の方針2009、骨抜きで大増税だけ残る」

「骨抜きの骨太やって〜うまいっ!」 と、新聞の見出しに

感心してる場合やないようです


「骨太の方針]は、先週23日に、閣議決定した、財政・経済の方針ですが、

「歳出削減」は、総選挙を控えている事情で、ほとんど骨抜きになったよう。。。

目玉になるはずの、「減反の見直し」についても、具体的にはならなかったとか

 
 そして、その穴埋めは、増税・・・・。

 いつまで将来につけを回しつづけるのでしょうかねえ
                               6月27日 白池記

大阪の蛍

 高槻の摂津峡に、お肌がツルツルになる美人の湯、

と言われている日帰り温泉

があるとのことで、先週の日曜日にいってきました


 そしてこの季節は、蛍も見られるというインターネットの口コミを読んで、

夕暮れ時に、川べりまでいってみました。 

 日が暮れて薄暗くなるほど、ギャラリーが増えてきて、

これは期待できそうだと、わくわくしながら暗くなるのを待っておりました。


 とっぷりと日が暮れると、ついに光りました!  
 
 1回、2回、3回と ふわ〜んとしたなんとも言えない優しい光です。

 完全に暗くなると、3匹、4匹がいっぺんに、しかも飛びながら、

 光を放っています。


 まさに、ファンタジー!

 光を放つのは、蛍さん達の、求愛活動だとか。。。 素敵だ

 また、飛んでいるのはオスで、じっとしているのはメスだとか。。

 なんか、おもしろいです。

 小さな蛍が、一生懸命生きてる姿に感激です。



  私が子供のころは、蛍は絵本の中でけの世界でした。
 
 川の水が汚れて(日本一汚いといわれている大和川流域で育ちました)
 
  蛍は、大阪にはいないと聞いてました。

 
 それが、大人になり、大阪府内でこんなにたくさんの蛍を見ることができた事に

 感激です。  少しずつ、環境が改善されてるんですね。


 美人の湯の効果の方も、抜群でしたよ

 

                     6月21日  白池 記

経済危機対策の税制が成立しました

本日、経済危機対策のための税制が、ようやく成立しました。

内容は、 

1.住宅取得のための贈与税の軽減 ⇒ 詳細はこちら

 

2.中小企業の交際費課税の軽減  ⇒ 詳細はこちら


3.研究開発税制の拡充  ⇒ 詳細はこちら

 

  です。                 6月19日

景気底打ち宣言をしたようですが・・・・

6月の政府の月例経済報告から「悪化」の文字が削除されたようです。


 事実上、景気底打宣言をしたことになりましたが、

消費の現場では、悪化に歯止めがかかっている実感はないようです。

 

 そりゃそうですね。 雇用情勢もさらに悪化、夏のボーナスの下落率も

過去最大の状況なのですから。。。

(中小企業ではボーナス自体の支給がないケースも・・・もうやだ〜(悲しい顔)

 

 新聞記事では、「このような現状の中で底打宣言をしたのは、選挙を見据えた

明るさの演出か!」と、ありました。

 

 明るさの演出・・・・。

 

  ライトがまぶしすぎて、真実が見えなくならなければいいですが・・・・ がく〜(落胆した顔)

 

          政府の月例経済報告の原文

 

                                       6月18日 白池 記

中小製造業の設備投資計画が過去最悪に・・・

今日のネットニュースの見出しには、

「日経平均が8か月ぶりに、終値1万円台回復」 とか、

「消費者心理5ケ月連続で改善」 とかいう、 景気のいい見出しが躍っていました。

 なんだか、実感との違和感があるなあ・・・・と思いつつ、

中小企業関連のニュースに目をやると、

「中小製造業 今年度の設備投資計画 過去最悪に」 
という見出しが飛び込んできました。

 

 日本政策金融公庫が調査した結果では、
 世界的に需要が激減している自動車関連など、5割を超える投資計画の削減だとか・・・。

 

  国内の製造業を下支えしてしてきた、中小製造業の現場では、

 投資意欲の回復はまだ先だという見通しのようです。

 

  このような時代だから、ネガティブな方向ばかり見てはいけないのかも

 しれませんが、現実を見据えての計画も必要なのかな・・・と思うのでありました。

                               6月12日 白池 記

 

 

梅雨入り

 おととい、ついに近畿地方も梅雨入りしていまいました。 雨

 

 我々の仕事は、天候に左右されるものでは無いものの・・・・。

日常のほとんどの行動を、自転車でしている身には、ちょっと憂鬱なこの季節 ふらふら


梅雨の語源を調べると、梅雨という言葉は中国から伝わったそうで、

もともと黴(カビ)がはえやすい時候であることから、黴雨(バイウ)と呼ばれ、

黴では語感がよくないので、梅の実のなる季節でもあることから、

梅雨となったとか・・・。   (未詳の部分も多いそうですが・・・)


 気分は、ブルーになりますが、大切な恵みの雨。。。

 

  食べ物や体調の管理に注意して、上手にこの時季を過ごしたいですね。

 

                                         6月11日  白池 記