「決断できない日本」元アメリカ国務省・日本部長メア氏 著 

 

あの、「沖縄は、ゆすりタカリの名人」発言で、
有名になってしまわれた、メア氏の著書を読みました。

 問題になった発言ついては、「基地問題に横たわる
補助金のシステムそのもの問題点」についての講義が、
あのような日本語の表現による記事になったようですが、
良し悪し及び真偽は別としても、日本のメディアでは、
デリケートな問題なのか、
このような取り上げ方をしないですよね。。

 

 著書ではこの他に、東日本大震災の、
日本支援のチームの調整官として活躍された
経験談も詳細に書かれており、原発事故の対応など、
興味深いものが多くあります。

 この本の中で、私が一番衝撃的だったのは
(この本の主旨からは外れますが)
大震災の日本支援チームで、
最初に守るべきルールとされたのが、
「普段の勤務体制と同様の勤務時間とすること」
だったことです 

過去の経験から、「疲れると良い判断ができなくなる」
というのが、理由だそうで、きっちり、
三交代制が守られたそうです。
やはり、なんやかんや言うても、
アメリカの偉い人たちって、
めちゃめちゃ合理的ですね。。

 そして、その世界でもっとも合理的な
人間のうちのお一人が、愛を込めて指摘されている
「日本のよくないところ」は、
「失敗を怖がりすぎている」というところでした。 

これについては、私の尊敬する宋文洲さんも、
同様のことを著書で述べておられました。

 日本を愛してくれている外国の方
(メアさんも、宋さんも奥様が日本人なのです)
からみれば、失敗が許されない、失敗を恐れすぎている
日本社会は、不可思議以外の何ものでもないのでしょう。。。。

 この本、予想外に売れていて、話題の本になっているそうです。
外の人の意見に飢えている日本人が、増えたということでしょうかね?

                  2011年10月7日  白池 記

10月です!

10月になったとたん、急激に気温が下がって、辛い!

なんか、ここ何年かは、季節の変わり目が、極端ですよね? 

全国の神様が、出雲に出張してお留守の、10月・神無月。

ウイキベティアによると、出雲で神様たちが、縁結びの会議をされているとか!

会議の風景を想像すると、なんか楽しいですね! 
2011年10月のかぼちゃ.jpg

 

いただきものの、かぼちゃ。

 実りの秋は、絵になりますね

  2011年10月3日  白池 記

あいつぐ台風被害に思うこと

立て続けに大きな台風が来、あちこちで大きな被害がでていますたらーっ(汗)

 

大阪市では、ほんとに申し訳ないくらい、いつもより少し強い雨と風で、

100均の傘が、潰れたくらいですみましたふらふら

台風が過ぎ去ったときにいつも残るのは、

地震と違って台風は予測できるにもかかわらず、

多くの人命が失われてしまってることへの無念さです。

 

普段は情報で溢れかえっているのに、非常時には肝心の通信手段が

繋がらなかったりで、残念でなりません。


「これからの防災は、情報と通信の改革にかかってるんとちゃうか」と、

思う台風明けの日でした。

                           2011年9月22日  白池 記
 

池上彰さんの「先送りできない日本」凄いわかりやすかったです

わかりやすいニュースの解説で有名な、池上彰さんの著書「先送りできない日本」を読みました。

今現在、日本がどのような状況にあるのか、財政状態・TPPなどの貿易協定、隣国韓国の
歩んできた道などについて、すごく判りやすい文章で解説されていて、
既に知っていた事、理解が不十分だった事、新しく知った事が、
すっきり頭の中で整理されました。

例えば、国債の残高が、900兆円にもなった財政については、
「日本の国民の貯金が現在1000兆円、すでに900兆円国債に使っている現状で、
計算上の国債を買えるお金の残りは、100兆円。。 
にもかかわらず、ここ2年で90兆円の借金が増えている。
この状態で、震災の復興の国債を発行が重なったら・・・。

これは、どうゆう数字かおわかりですね・・・・。」と、説明されています。

ギリシャと違って、日本は、自分たちで国債を買っているから大丈夫、
という理屈はいかに、危ういものかよくわかりました。

すごく優しい丁寧な文章で、非常に厳しい内容(といっても、すべて事実なのですが)を、
はっきり書いておられます。

この状況で、国民はどうすべきか?については、「個人個人が、国に頼るのではなく、
自分の頭でしっかり考えること」とのこと。
やはり、個人が強く賢くなる以外、道はないのですね!

                          2011年9月14日  白池 記

党税調復活

民主党が政権交代の際に廃止した、党の税調がこの度復活することになってしまいましたicon11

 自民党時代は、税のあり方を検討する組織として「政府」の「税制調査会」と、
「自民党」の「税制調査会」の、2本立てになっており、最終的な決定は、与党政党が下すことが多かったのです・・。

 が、政権交代を機に政府主導を目的として、党のものは廃止されたのですが、
 結局復活していましましたicon11
 
 廃止されたときに「2重構造が解消されて、よかったicon14」と、喜びの日記をかいたのに、
  残念です。  → その日記は、こちら 
この体制で、増税にむけてまっしぐらなのでしょう・・・か・・?icon15

大震災、そして次の世代に先送りしてはいけない大借金。。。 いたしかたないのでしょうが、
なし崩し的な増税が、稼げる企業・優秀な人材の外国への流出を、
加速させるんじゃないかと心配ですface07。  
 

                      2011年9月8日  白池 記

大阪クラシック

今年も、大阪市内がクラシック音楽で溢れる「大阪クラシック」が始まりました。

一週間、朝から晩まで、市内あちこちのオフィスビル等で、

無料でクラシックの生演奏を楽しむ事ができます。

初日の日曜日、早速、大阪市役所のエントランスで行われた演奏を聴いてきました。

やはり、生の演奏はいいですねっ

耳だけでなく、身体全体に共鳴してる感じがたまりませんでした♪

詳細は、大阪市のサイト

                             2011年9日5日 白池記

超円高で、変革は早まるでしょうか?

えらい円高です

数日前には、75円台最高値をつけました。  

これは、欧米の財政懸念から

消去法で比較的安全な、円が買われているといわれてますが。。。

おとといも、格付けがまた1つ下がった日本国債・・・。借金の残高がGDPの2倍近くもある

日本の貨幣の価値が、評価されるはずもなく・・・。

アメリカさんだって、自国の景気回復のために、自分とこの貨幣が安いのを、

容認してはりますよね。  



「日本企業は、6重苦」
(円高・高い法人税・貿易自由化協定の遅れ・電力の不足・労働問題・温暖化ガス規制)

といわれているようですが、これだけの円高が長期化すると、大企業の海外脱出も

一気に加速するのではないでしょうか? 

お先まっくら、・・・な、状況ばかりが目につきますが、勇気がでるお言葉を、

発見しました。 

それは、日本電産の社長、永守重信氏のコメントで

「雇用状況の悪化や税収減少などは避けられず、もはや経営者は危機感のない政府に
頼らない自助努力しかない」 
 (日本経済新聞  2011年8月23日付 朝刊 ・「企業が抱える六重苦・円高の負担、最も重く」より)


なんと、男前なお言葉でしょう。  これは、企業だけでなく、個人にもあてはまるのでは

ないでしょうか?   折りしも、日本の新しいリーダーが週明けにも誕生するようですが、

個人個人が、強くなって何にも頼らず生きていけるようになるしか、道はないように思います。

 

                                  2011年8月25日  白池 記

今年の高校野球も、終わってしまいました

高校野球が大好き揺れるハート

やはり、地方大会から勝ち抜いてきたということと、

3年生は、負けたら高校での野球はラスト。。。ということから、

春より夏の大会の方が、ぐっときます。

プロ野球でファインプレーを見ても、泣かないのに、高校球児のファインプレーは、

なんで、目がしらが熱くなるんでしょう??(これは、完全におばちゃんのノリ?)

「やれることは、全部やった」という、清々しい表情には、頭が下がります。

大阪は、まだまだ残暑が厳しいですが、

 高校野球が終わると、心に秋風が吹くのでしたたらーっ(汗)

                              2011年8月20日  白池 記

復興増税

 東日本大震災の復興費用は、ざっと20兆円かかるそうな。
復興債を発行して、財源確保するらしいのですが、復興債の
償還費用10兆円を、増税で賄うとか

税の種類などは、はっきり決まっていないが、法人税や所得税を
一定の率で上乗せする案が、有力だとか・・・

復興は国民として協力しないといけないし、早い復興を望んでますが。。。

平成23年の改正案がでたときに
「法人税の引き下げ」を、お客様に案内してただけに、
辛い〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

(なお、法人税の引き下げの方は、棚上げになっています)


そして、私にとっては一大事の、増税も検討されているとか!
それは、税金の安い第3のビールの増税ですビール がく〜(落胆した顔)

せっかく、各社メーカーさんの企業努力のおかげで、
暑い夏の癒しを、低コストで楽しめているのにぃ〜


野田財務大臣も、酒税などを引き上げるのは、
「おやじ狩」になるから慎重に・・っておっしゃてる。

  お願い  酒税は上げないで もうやだ〜(悲しい顔)

    おやじ化している女税理士の、切実な祈りでした

 

                   23年7月28日  白池 記

 

なでしこジャパン 大快挙!

いやあグッド(上向き矢印)  このたびの、なでしこジャパンの活躍はすごかったですねぴかぴか(新しい)

決勝戦の試合は、結果がわかっている状態で録画でみても、

サブイボ(鳥肌)でましたexclamation×2〜  

そして、優勝トロフィーを受け取っているシーンは、

ウルルッってきましたよね!

何回みても、気持ちいいわーい(嬉しい顔)


いやはや!選手の方々皆さん、「男前!」 

いえっ!失礼!  キラキラ輝いて、素敵でしたぴかぴか(新しい)


どのゴールシーンも、ゴールに対する執着あふれる

気持ちのいいプレー!

いまだに「オフサイド」が判らない私ふらふらでさえも、

プレーに引き込まれて、みてしまいました!


縦も横も倍ほどありそうな、でっかい欧米の選手と戦って、

しかも、ドイツ戦は、相手の本拠地exclamation×2

そうゆう条件の中でも、ひるまず結果を出した彼女らの

仕事ぶりを拝見していると、

何やかんやと、条件の悪さを理由にした言い訳は、

めっちゃ恥ずかしいことやと、痛感しましたわ・・


これで、「おしん」に続き、「なでしこ」サン達も、

世界中で尊敬される、日本女性となりはったでしょうね。


どちらも、悪条件の中にあってもめげずに、

自分の努力と力で、道を切り開く日本女性。


我々も、世界の日本女性感に恥ずかしくないよう、

しっかり生きていきたいですね!


ええもん、見せていただきました。

なでしこの皆さん、ありがとう!お疲れ様でした!

 

                      7月19日 白池 記

平成23年度税制改正のゆくえ

平成23年も、早くも半分が過ぎ、7月半ばとなりました。

税制(税金のルール)の世界では、今年は

異例中の異例の年と、なっています。

 

毎年のように改正される税法ですが、通常は、

前年の年末に、改正の案がまとまります。

 

そして、その案は、年明け3月の国会で審議され

法案が通過し、4月から改正案が施行されるという

段取りとなっています。

 

しかし、今年は、3月に大震災、そして国会は「ねじれ」・・。

そのため、22年の年末に出された税制改正案は、

宙ぶらりんのままになっていました。

 

そして、6月になり、宙ぶらりんの改正案は、大きく2つに

わけられました。

 

6月30日に本決まりとなった内容と、

そのまま先送りされた内容とにわけられたのです。

 

23年の改正案は、法人税の引き下げ、相続税の改正、

 高額所得者の増税、退職金課税の見直しなど、

 重大なものが多かったのですが、

 それらはみな、先送りとなりました。

 

 そして、消費税の免税のルールなどの見直しや、

 雇用促進税制などだけが、6月末の段階で

 確定となりました。

  

  この本決まりとなった、法律の名称が、また、

 タイヘンな感じなのです。

 「現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して、

  税制の整備を図るための所得税法等の一部を

  改正する法律案」  

  

   早口言葉ではありません。。。

 

   6月30日に施行となった改正の概要は

         →   こちらからどうぞ  

               

                                               7月11日 白池 記

                  

  

 

 

梅雨明け宣言

 源泉所得税の納期の特例の作業も、ほぼ終わり、この時期から

税理士業界は、比較的落ち着いた季節となってきます。 

 

さて、今日、中国から東海地方にかけて梅雨明けしたと発表されました。

中国と近畿、東海は平年より13日、四国は10日早い梅雨明けだそうです。

昨日の雨とは、打って変わり、晴れ晴れとした空は、良かったのですが

今日の大阪は、溶けてしまいそうなほど、暑かったです。

と言うか、ここ数年の大阪の夏は、亜熱帯ではないのか?

と思えるほど、暑いと思います。

 

そう言えば、常夏の国のタイの人々も大阪の夏の蒸し暑さには、

辟易とするのだとか・・・彼等は、1日に3〜4回水シャワーを浴びるのが

自国での習慣だそうです。(汗を、たくさんかきますので、それが良いそうです。)

 

ここ数年の大阪の夏を思うと、便利で簡易な水シャワー施設が、

有れば、利用する人は、結構多いのではないか、と思います。

(例えば、主要なターミナル駅に、シャワールームを設置する等)

私なら、移動中に、少し時間が有って、外は、猛暑で、

その駅にシャワールームが有れば、喜んで利用すると

思いますが、どうでしょうか?

 

そんな水シャワーの事を、本気で考えてしまうほど、暑かった

梅雨明けの今日の大阪でした。

 

ともあれ、今日から、夏本番です。

 

7月8日 槻木記

 

 


 

宋文洲さんの新書「華僑流おカネと人生の管理術」を購入しました。

3月決算の作業(期限は5月末)が無事終わったので、
尊敬する宋文洲さんの新しい著書
「華僑流おカネと人生の管理術」を、早速購入しました。

宋文洲さんは、留学生として中国から来日され、
創業された「ソフトブレーン」を、成人してから来日した外国人としては
初めて上場させたという、すごーい経営者です。

現在は、テレビのコメンテータや、執筆活動等で活躍なさっています。

宋文洲氏を知るきっかけとなったのは、バンコクの
チャイナタウンでの滞在に始まります。  

チャイナタウンの華僑の人たちの熱気とエネルギー、
商売に対する姿勢に触れることが大好きになり、
中国の商売人の方が書いた本を、読んでみたい!と思い、
本屋さんであれこれ本を物色して、
どんぴしゃな感じの本を見つけました。

それが、宋文洲氏の著書のひとつである、
「ここが変だよ日本の会社」でした。

それを読んで以来大ファンになり、宋氏のメルマガ・ツイッター
・著書・テレビ出演はかかさずチェック、講演会を東京まで聞きにいくという、
ほとんど「おっかけ」の状態です。
                                   

宋氏は、日本の終身雇用や、意味のない残業などに異議を唱えて
おられるのですが、日本に対して、ものすごく愛情を持って
くださっているのです。(奥様は日本の方のようです)

このような愛情のある「外から見た日本に対する意見」は、
これからの日本では、ものすごく貴重だと思うのです。

ちょうど、5月31日の、読売新聞の朝刊「論点」で
記事を書いておられます。
非常に愛情のある、かつ的を得た内容でした。

今回の新著は、宋さんを知るきっかけとなった、
華僑の人々に関する話題なので、とても楽しみです!

                      6月2日  白池 記

5月が終わりました

先ほど、3月決算の作業が終了しました。また、一区切りです。

これで、5月も終了です。と言う事は、明日から6月です。

早くも、平成23年の折り返し地点を迎えようとしています。

いつもながら、この時期は、時間が過ぎるのを、早く感じます。

今年がいつもと違うのは、平成23年度の税制改正が、

この時期になっても、まだ可決していないと言う事です。

今年は、大震災の影響が有り、当初の案と大幅に変わる事が予想されますが

可能な限り早く、決定していただきたいものだな、と思います。

5月31日 槻木記

ヨーロッパ(フローラ・ルイス)前編

この本に出会ったのは昨年の春でした。東西冷戦の終結、バブルの崩壊、日本の長期の停滞、

情報革命、そして金融危機と月日は流れ、日本を取り巻く環境が劇的に変化している中で、

自分が生まれて以降の日本の現代史を客観的に知りたいと思ったのがきっかけでした。

それには、日本を取り巻く国々(アメリカ・中国・ロシア・韓国・北朝鮮・台湾)との

関係性の中で、語られているような本があれば良いなと思い書店に出かけました。

しかし、私が生まれて以降の日本の歴史の本を見つける事はできませんでした。

仕方なく、歴史関係の本のコーナーをブラブラしている内に、この本を見つけました。

本の帯には、「世界的ベストセラー!ヨーロッパを現代史の視点から初めて描いた画期的な書」

と書かれていました。ヨーロッパの現代史の本でしたが、日本の現代に通じるものがあるかも知れ

ないと思い購入しました。上下巻の分厚い本でしたが、読み終えた後、呻くような思いが

こみ上げました。もっと若い時に読んでいればよかった、と痛切に思いました。



なので、若い世代に是非とも薦めたい本です。


フローラルイスは、ヨーロッパ在住の女性アメリカ人ジャーナリストでした。

本の人物紹介には、以下のように書かれています。

「ワシントン・ポストの東ヨーロッパ・イギリス特派員となり、次いで、アメリカにもどり同紙

ニューヨーク支局を開設、そしてニューヨークタイムズ紙に移りパリ支局長、ついで

パリに本拠を置きながら、同紙国際問題担当コラムニストとなる。世界的に知られた

ジャーナリストであり、その論評は、アメリカの世論及び政策立案者に絶大な影響を

持つと言われている。」例えば、ユーゴスラビア分裂を予言し、その分裂を阻止するよう

世界に呼び掛けた。結果として、分裂したが、分裂後のユーゴスラビアに対する

アメリカの政策には、彼女の論評が参考にされていたと言われています。


ヨーロッパと言う本は、各国ごとに章が区切られていて

第1章イギリス「帝国の後に来るもの」から最終の第28章ユーゴスラビア「断たれた絆」まで

ヨーロッパの主要な国の現代史は、ほぼ網羅されています。

ヨーロッパが、EUとして結束を固めていった理由を、フローラは、次のように

4項目に、まとめています。

・ドイツを二度と暴発させない

・アメリカと言う超大国の繁栄への憧れ

・ソ連に対する防衛策

・そして、新しい日本の挑戦

品質良く、低価格な日本製品の世界進出(挑戦)は、ヨーロッパの危機感を高め

結束に向かわせた、とフローラは、書いています。


この本は、各章、新鮮な驚きに満ちています。

最も多くページ数が割かれているのが、ドイツ「不死鳥と灰」です。

ドイツ「不死鳥と灰」を読み終えた後、涙が出ました。もう一度読みましたが、

やはり読み終えた後、涙が出ました。そうだったのか、と言う思いと、

ドイツの人々がいまを、どのような思いで暮らしているか、

EUに対してのドイツ人の特別な思い入れ等が、心に伝わってきて涙が出ました。

抑制の効いた文章ですが、ドイツに対する愛情あふれる名文だと思います。

また、私が出会ったドイツ人が、こちらに合わそうとしてくれる人が多い(協調的)印象だったのに

対してオーストリア人は、どちらかと言えば、孤高の人と言う印象を漠然と持っていました。

「同じ民族で、隣国なのに、こうも印象が違うのかなあ?」と感じていましたが、

この本を読んで、腑に落ちました。



アイルランド「共和国とアルスター〜平和なき中立」の冒頭の文章

「十九世紀半ばの大飢饉にはじまって二十世紀半ばを過ぎるまでの間、

この国の主な輸出品は若者であった。世界のほとんどの国で人口が

増えている時に、アイルランドの人口は半分以上も減って・・・」

と言うくだりを読んだ時は、映画タイタニックのジャックは、

アイルランド人だったのかな?と想像しました。


スカンジナヴィア「北をてなずけた人々」では、スカンジナヴィアの人々が、

かつては、ヴァイキングとして世界で最も好戦的だったが、今では

平和主義の先頭に立っている事を、下記のように書いています。

「スカンジナヴィア人は、彼らの目から見るとまだ戦争の愚かさを学びとっていない

新しい野蛮人に、その事を教える義務と使命があると感じている。」

アメリカ人らしい表現の仕方だな、と思います。


また、各国の観光ガイドブックのようにもなっていて、旅情をかきたててくれます。

ポルトガル「半世紀を跳び越えて」では、リスボンの街を以下のように書いています。

「ポルトガルは、息をのむほど美しい国だ。南国の太陽に灼かれ、しかも

荒れ狂う大西洋からの風が爽やかな空気を送り込み、植物を繁茂させている。

リスボンの街の中心部には、何本もの広い並木通りが走り、その交差したところが

大きな広場になっている。並木通りの中には大理石の舗装を施したところもある。

通りに面した壁の表面がモザイク模様の陶器でできている家屋がたくさんあって、

通る人の目を楽しませてくれる。

街の生活のリズムは、速くも遅くもない。どこかのんびりした雰囲気が漂っていて

人の心を慰めてくれる。・・・」


※この本を読んで思ったのは、世界のいまを、最も情報量多く、分かり易く伝えるのは

アメリカの人が発信する情報だな、と言う事です。それは、アメリカの人々が

他のどの国の人々よりも、世界中のあらゆる国の情報を必要としているからです。

※フローラ・ルイスは、2002年に、母国アメリカへの論評を最後に亡くなっています。

今のヨーロッパの状況を、彼女なら、何と言うだろう?聞けないのが少し残念です。

5月21日  槻木記

 

 


 

宝塚歌劇の初舞台生のラインダンス

連休中に、大好きな宝塚歌劇を観に行きました黒ハート

 

宝塚は、小学生の時初めて見て
「世の中にこんなに華やかな世界があるんや!」

 

と、ハートを射抜かれて、夢中になってしまいました。


その後、大人になってからは、すごくよく似たテイストで、

ホンマモンのかっこいい男性がでてくる、

インド映画の方に、心が奪われてしまったのですが・・・


今でも、あの「これでもか!」という


華やかな世界に浸りたくてぴかぴか(新しい)


時々、宝塚大劇場まで足を運んでいます。


この時期に見に行くと、胸キュンの特典がついてきます。

それは、歌劇団の初舞台生の初舞台の挨拶と、若さ炸裂のラインダンスです。


いまどきのお嬢さんが、劇団創立100年以来の伝統を守り、

緑の袴をはいて「清く、正しく、美しくの 小林一三先生の教えを守り、

更に、精進してまいります!」 なんて、挨拶するのです・・・。

その段階で、「なんて晴々しく、希望に満ちた光景なんやろ。。。」と

涙腺がゆるんでしまいます。


そしてフィナーレで、その初舞台生達の、夢を叶えた誇りに満ちた

はつらつとしたラインダンスで、もう・・・

まるで親戚のおばちゃんのノリで、

涙腺全開となってしまいます。(この涙腺のツボと同じツボが、

高校野球の甲子園での入場行進なのだ)


初舞台生はもちろん、トップスターを始め、先輩タカラジェンヌの

のびやかで、晴れやかな演技を堪能して、エネルギーをいただいた

ゴールデンウイークでした ハートたち(複数ハート)

 

                            5月7日   白池 記

税理士会の研修2(倒産110番・八起会会長 野口誠一先生)

先日参加した、税理士会の研修の第2部は、

倒産110番、八起会 会長でいらっしゃる 

野口 誠一先生のご講演でした。

野口先生は、ご自身が経営していた年商12億の会社が

倒産したときの経験をもとに、現在は、講演、執筆、相談活動で

活躍しておられます。

ご講演は、ゆったりとした味わい深い口調とは裏腹の、

非常に厳しいお言葉が、ビシバシ飛んでおりました


興す社長と、潰す社長の違い。

再起できる人と、できない人の違い等、会社経営者だけでなく

一般のビジネスマンそして、我々のような士業の人間にも、

学ばせていただける内容が、満載でした


見事に再起を果たした方のお話で、

会社を倒産させてしまった自分には、

何が足りなかったのかを見つめなおし、

計数感覚が欠如していたと結論付け、

40歳の後半で、最も苦手な簿記の勉強をし、

習得されたというものがありました。


このことは、経営にとっていかに、数字が大切かを

社長さん達に、理解してもらうのが使命である

税理士にとって、めっちゃ気合のはいる

お話でした


そして、倒産の原因は外ではなく、内にある。

それは、自信過剰で、高漫な心。


これを治す薬は、「反省と感謝」の心でしかないこと、

を、説すようにお話しされていました。

1時間半、あっという間に過ぎました。

野口先生、貴重なお話をありがとうございました。
    

 

                            4月26日  白池 記

税理士会の研修T (北川正恭先生のご講演)

今日は、近畿税理士会の研修に行ってきました。

T部は、前三重県知事、現在 早稲田大学大学院教授でいらっしゃる

北川正恭氏のご講演で、テーマは「政局と地方経済を展望する」でした。

三重県知事でいらしたときのご経験など、

興味深いお話をたくさんいただきました。


特に、今回の大震災で「東京一極集中」の限界が露呈されたこと、

そしてこの問題を解決するためには、大阪がもっと存在感を

強めなくてはいけない、というお話は、大阪で仕事をする我々に、

勇気を与えてくださいました。


そして、この時代の大転換期に、なによりも必要なのは、

地域の自立であることもお話されました。


また最後には、ネット選挙の解禁の必要性も説いておられ、

常々私も思っていたことなので、このように著名な先生が

おっしゃたことに、希望が湧きました!


北川先生、貴重なお話ありがとうございました。

 U部については、続きで、記載します。

                             4月20日  白池 記

統一地方選挙 〜大阪〜

昨日は、被災地を除いた全国で、

統一地方選挙の投票・開票が行われ、

我が街大阪市では、橋下徹大阪府知事が代表を務める

「大阪維新の会」の動向が、全国的に注目されました。


府議では過半数突破グッド(上向き矢印)、市議では過半数は届かずとも、

33議席を獲得という大きな躍進となる結果となりました。

 

橋下知事の「ONE大阪構想」での、大阪府と大阪市の二重行政

(別称 「フシアワセ」の問題解決を、痛切に望んでいるので、

市議での過半数突破ならずは、非常に残念です


ですが、第1党となったのは、選挙民の指示の現れなので、

今後の展開に期待したいです


また、現状の市議の選挙制度では、なかなか過半数を突破するのは、

厳しいと感じました。


それと、何よりも残念なのは、投票率の低さです。。。

現状の選挙制度で、物事をいい方向に進ませるためには、

若い層が選挙に行くことも、不可欠やと思います。


ネットでの投票などの可能性も含めて、メディアは、

今後、このことにもっと触れてほしいと思いました。

 

                                      4月11日  白池 記

 

扇町公園の桜 2011

110407_1509~01.jpgようやく、大阪の桜も8分咲きです。

 

私の通勤路である扇町公園の桜も、見事に開花しています。

 

桜って不思議ですね。。。 

桜を見ると、「きれいやなあ〜」という感想以外の、
感慨が必ずあります。。

 

日本人やからか?  
桜の咲く時期は、人生の節目であることが多いからか?

 

今年、開花した桜を見て、
このように感じた日本人は、少なくないと思います。
「こうやって、桜を見れるのって、ありがたいな・・」  

 

                                       4月7日  白池  記

東北地方太平洋沖地震 

今月11日に起きた地震・津波・原発事故の、
被害の大きさは、言葉では、簡単にお見舞いなどを
申し上げられない状況であります。

自然の力の脅威に怖れ、人間の造ったものの儚さに喪失感を覚え、
情報の少なさ・不正確さに苛立ちを覚えている毎日です。

関西地方では、有難いことに被害はまったくありませんでした。
我々のようなものは、足元を見て、しっかり仕事し、普通に生活すること
が一番であると考えています。

災害による自粛ムードで、全国のサービス業が大きな打撃を
受けていると聞きます。 

また今日には、災害の社会資本の復旧費用をほぼ国費で賄うため、政府が、
数兆円の復興交付金の創設を検討しているとの報道がありました。
このことに関する是非はともかく、国費は、我々国民の税収からしか
捻出することができません。


我々普通の生活を送れている人間は、このことをよくよく踏まえなければ
ならんと、思っています。


なお、「何か少しでも役にたちたい」とお考えの方も多いはず。
すでに阪神大震災を上回る義援金が寄せられているそうですが、
税金の控除を受けることができる寄付金もあります。

これから寄付を検討されている方は、どうぞ参考になさってください

寄付金の税制上の扱いを、こちらにまとめてみました。 こちらへどうぞ

 

                                      3月28日  白池 記

災害関連税制について

例年、年が明けてから確定申告が終わるまでは、あっという間に時間が流れ

確定申告が終わると、とりあえずは、ホッとして一区切り、と言う感じなのですが、

今年は、そうでは、ありません。東北・関東大震災の被害状況に驚き・呆然とし、

心が痛む毎日です。

 

今回の震災では、津波による、家屋の被害状況も甚大です。

そこで、個人の家屋が天災等で損害を受けた場合に、

受ける事ができる所得税の控除について、簡単にですが、ご説明します。

既存の法律では、2つの方法からの選択適用となります。

 

1、雑損控除(所得税法72@)

 

・・どなたでも、一定の収入が有り 、今回の震災で家屋に

  損害を受けた方なら全ての人が控除可能です。

  雑損控除は、他の所得控除同様、所得から差し引く事ができます。

  差し引けなかった損失の金額は、翌年以降3年繰越可能です。

 

@損失の発生原因・・・災害・盗難・横領

 

A損失の計算の基礎となる資産(家屋)の価額

 …被災直前の時価をベースに計算します。被災直後の時価が

   存在する場合には、被災直前の時価から差し引いて損失額を算定します。

   また、保険会社から保険金等の支払を受ける場合には、損失額から差し引きます。

 

B災害等関連支出について

 ・・・災害等関連の支出についても、雑損控除の対象となります。

 具体例は、以下になります。

 

(ア)災害により住宅家財等が滅失等した事による当該住宅家財等の

   取り壊し又は除去の為の支出

 

 

(イ)災害により生じた土砂その他障害物を除去する為の支出

 

 

(ウ)災害により住宅家財等につき現に被害が生じた場合において

  当該住宅家財等にかかる被害の拡大を防止する為、

  緊急に必要な措置を講ずるための支出 

 

(エ)災害により滅失等した住宅家財等の登記登録の抹消の為に要する支出

 

(オ)災害により行方不明となった住宅家財等の捜索の為の支出 等 

 

(注意点)災害により被害を受けた家屋を、相当の期間使用した後に

    取り壊し等した場合には、雑損控除の対象となりません。

 

    所得税法では、災害後おおむね一年以内に、取り壊し等した場合には、

    その資産の損失の金額及び取り壊し費用等を、雑損控除の対象としても

    差し支えない事とされています。

 

C雑損控除の額

 

上記AとBの金額を合計し、そこから一定の足切額を控除した金額が、

雑損控除の額になります。 

 

(その他の留意点)上記の足切額は、所得税の計算上、毎年発生します。

従って、今年、災害等関連の支出を行い、翌年も災害等関連の支出を行う場合には、

2回、足切額が発生しますので、不利になります。

 

そこで、災害等のあった年の翌年3月15日以前に支出したものについては、

その災害のあった年分の雑損控除の対象とする事ができる事とされています。

 

2、災害減免法による所得税の軽減免除(災免法2、災免令1)

 

・・・災害等で、住宅・家財等に被害を受けた場合で、一定の要件に

  該当する場合には、災害減免法により、所得税の軽減または

  免除を受ける事ができます。

 

@以下の一定の要件をすべて満たす必要が有ります。

 

(ア)住宅等の損害金額(保険金等により補てんされる金額を除く)が、

  その住宅等の価額の10分の5以上であること。

 

(イ)その被害を受けた年分の納税者の総所得金額等が1,000万円以下であること。

 

(ウ)その災害による損失額について、雑損控除の適用を受けないこと

 

A軽減または免除される所得税の額

 

(ア)総所得金額等の合計額が500万円以下である場合

   ・・・所得税の額の全額

 

(イ)総所得金額等の合計額が500万円を超え750万円以下である場合

   ・・・所得税の額の50%相当額

 

(ウ)総所得金額等の合計額が750万円を超え1,000万円以下である場合

   ・・・所得税の額の25%相当額

 

3、雑損控除と災害減免法のいずれかを選択する際の判断基準

 

・・・いずれを選択するかは、任意となっています。従って、両方の方法で

  計算した結果を見比べて判断すると言う事になります。

 

  なお、雑損控除の適用を受ける場合には、控除しきれない損失額は、

  翌年以降3年間繰越控除が可能です。一方、災害減免法の適用を受ける

  場合には、損害金額の翌年繰り越しは認められていません。

  ですので、一般的には、災害発生年度で、控除しきれない損失額が

  発生する場合(被害が大きい場合)には、雑損控除の適用を受ける方が

  有利となっています。

 

 

4、災害関連法案の今後について

 

・・・阪神・淡路大震災の時もそうでしたが、今後、災害関連特例法案が制定

  される事は、まず間違いありません。また、それに伴って、説明会も

  多数、開催されるものと思われます。まだ、先の話になりますが、

  説明会に必ず一度は出席される事をお奨めします。

 

 

 被災された皆様に、心からお見舞い申し上げます。

 

 そして、被災された皆様に、一刻も早く暖かい春が来る事を願っています。

 

       3月18日  槻木記

 

   

エジプト情勢によせて

1990年代前半のクリスマスの日 私は、エジプトのルクソールに居ました。ルクソールは、

ナイル川沿いに、東岸及び西岸に観光地が有り、私はレンタサイクルで観光していました。

東岸の観光が終わり、ナイル川沿いに出た時、異常なほどのくろやまの人だかりに進路を

遮られ、自転車を道端に止めて、自分も野次馬の一人になりました。

現地のエジプト人は、興奮した口調で、「ムバラクだ!ムバラク大統領が来ているんだ!」

と、教えてくれました。半信半疑でしたが、周囲の緊張感から、どうも本当かな?と思って

眺めていると、「前に出てくれ」と、背広を着込んだエジプト人に言われました。

何が何やらわからないままに、前に出ると、私のほかは、西洋人が5人、前に出ていました。

共通しているのは、よその国から来た観光客という事でした。

大勢のエジプト人が周りを取り囲んでいる中で、私達6人だけが、ナイル川のほとりに居る

そう言う状況でした。背広のエジプト人は、「これからムバラク大統領が来るので、

談笑してください。」と言いました。ムバラク大統領は、笑顔で私達の前に現れました。

一人ずつ、笑顔で談笑し、握手を交わしています。その日、私は、そんな事があろうとは

想像もしていなかったので、小汚い格好をしていました。

「大統領と、握手を交わすには、それ相応の格好をしなければならない!」

恥と礼節を重んじる日本人の私は、そんな事を思いました。私の横には、

私よりも小汚い格好をしたオーストラリア人がいました。涼しい顔の彼に、

「君は、握手するのかい?」と尋ねると、「当然だよ、こんな名誉な事は無いじゃないか?」と

言われたので、奮起しました。アジアカップ決勝の日本VSオーストラリア戦ではないですが、

東洋人代表として、臆する事無く、さりげない笑顔で、大統領と握手しようと

思いました。ムバラク大統領が、私の前に来ました。私は、とっさに

「Nice to meet you Mr.ムバラク!!」と言うと、大統領は、

人を引き込むような、何とも言えない笑顔で「Nice to meet you ,too」と

言って、手を差し伸べてきました。ムバラク大統領は、小柄で、でもがっしりしていて

例えるなら、柔道の名門高校の監督にいそうな雰囲気の人でした。

しかしながら、実際には、彼との握手の感触よりも、

五感が憶えているのは、彼の身辺警護(SP)の雰囲気です。

アラブのゴルゴ13のような、何を言っても笑いそうに無い雰囲気の彼等は、

我々、よそから来た観光客以外のエジプト人が、近づこうものなら

容赦なく蹴散らしていました。ムバラク大統領と握手した時も、

身辺警護の背広の内ポケットに、拳銃と、マシンガンが釣られているのに

目を奪われていました。何かがあれば、すぐに、この銃器を使って、

自分自身が、武器となり盾となる!そう言う雰囲気が、滲み出ていました。

そう言うわけで、会う人に、どちらかと言えば、警戒心を抱かせないであろう

ムバラク大統領よりも、張り詰めたピアノ線のような、身辺警護の雰囲気の方を

憶えています。

 

その1ヶ月程前、現在のデモの中心となっているタハリール広場の近くの

西洋人旅行者のたまり場のカフェが爆弾テロに遭いました。

その内容は、西洋人旅行者の恐怖心を煽るのに充分でした。

クリスマスは、西洋人キリスト教徒にとって、最も聖なる日・・・

その日に、ムバラク大統領は、前触れ無く、電撃的に、ルクソールを

訪問したのでした。

 

ゲストハウスに夜に戻ると、スタッフの若い兄ちゃんが興奮しきっていました。

「ムバラク大統領が、ルクソールに来てたんだ!

俺たちのルクソールを、俺たちのルクソールを、一日がかりで

安全だって証明してくれたんだ!」

観光産業が打撃を受けた時、一国の大統領が、丸一日、可能な限り、

安全だと言う事を、アピールしてくれる・・・それは、その産業に従事する

人々にとっては、何よりの応援だったでしょう。

「テレビを見てくれよ!一日中、ムバラク大統領が、ルクソールの観光地を

くまなく廻って、安全だって、言ってくれているんだよ!」と言う彼に、

「その大統領と握手してきたよ。僕は映ってなかったかい?」と言うと

目を真ん丸くして、「それは奇跡だよ、君は幸せになれるよ」と言って、子供のように

はしゃいでいました。その日のルクソールのテレビは、一日中、ムバラク大統領の

ルクソール観光地訪問を放映していました。

 

それきり私のエジプトに対する関心は、薄れました。

 

私には、歴史を考える上での恩師がいます。その恩師は、

より多くの事を伝えたい、と言う事で休日にも補講してくれた先生でした。

暖かい慈父のような眼差しをした恩師でした。

アジアの現代史を、教えてくれていた時でした。インドネシア・マレーシア・ベトナム・・・

そしてフィリピンを教えてくれている時でした。フィリピンは、ちょうどマルコス政権が

崩壊しかかっている時でした。「ここまで喋ってきたけど、何が言いたいか、わかるか?」

先生は、考える時間を、みんなに与えました。そして、「要はな、どうでもええねや!

親米でありさえすれば、どうでもええ、って言うこっちゃ。」

先生は、一国の歴史は、現代のような時代では、単体で考えるのではなく、

必ず強国の意図が反映している、それを自分で考えなさい、と教えてくれたのでした。

「まず自分で考えてみなさい」と教えてくれた先生がいたと言う事は、本当に幸せだったと思います。

 

先生が教えてくれた、フィリピンの現代史は、以下のようなものでした。

 

・当時、対ソ連対中国の戦略基地として、フィリピンは、アメリカにとって

 最重要基地だった。

・国民の大多数は、貧しい階層だった。

・マルコス政権(親米政権)が、長年にわたって統治してきたが、

 貧しい階層と結びつきの強い共産主義勢力を、抑えきれなくなっていた。

・アメリカは、早急に次の親米政権を作り出す必要があった。

 

恩師に倣って、現在のエジプトの状況を考えてみると、共通点が多いのに気づきました。

 

・アメリカの利益にとって、中東は最重要地域。その中東の安定は、イスラエルの

 安定であり、イスラエルの安定は、エジプトが親米(親イスラエル)で有る事によって

 もたらされる。

・国民の大多数は、貧しい階層である。

・ムバラク政権(親米政権)が、長年にわたって統治してきたが、

 金融危機の影響と情報伝達の飛躍的発展及び構造的格差を原因として

 反米政権が、生まれる可能性が僅かだが、出てきた。 

・アメリカは、中東の安定の為に、次の親米政権を早急に作り出す必要がある。

 

このように仮定では、有りますが、自分なりに考える習慣を与えてくれた恩師に

感謝しています。歴史を学ぶ素晴らしさは、フィリピンがその後、民主化したかどうかは、

現在のフィリピンを見る事で確実に知る事が出来ると言う所にも、有ると思います。

 

今後、エジプトの情勢が、どうなっていくかはさておいて、映像機器の進歩で

ムバラク大統領の肌の色つやを、画面を通して詳細に見る事ができます。

彼が、82歳と知って本当に驚きました。どんな生活をして、何を食べれば

82歳で、あの肌つやを保てるのだろう?ムバラク大統領の健康法を

知りたいなと思いました。

 

 2月6日 槻木記

 

 

 

 

 

 

 

 

いい本に出会いました 「この国を出よ」

経営コンサルタントの大前研一氏と、ユニクロの会長兼社長の柳井正氏の
対談形式の本、「この国を出よ」を読みました。

私自身、ユニクロ大好き女である上に、社内公用語を英語にしたり、
バングラデッシュに工場を出したりと
常に外に目を向け、変化・前進する経営を実践している柳井社長は、
非常に尊敬する経営者の一人。。。

本屋で平積みになっているのを発見して、即購入、

内容に引き込まれ、いっきに読破しました。

 

冒頭で、日本は、GDP比200%(ギリシャでさえ120%)に
膨れ上がった900兆円の公的債務を抱え、
国家の滅亡が危惧される状況だ、とおっしゃっています。

 

日本の財政状況を、一般家庭の家計に例えると
年収が370万円しかないにもかかわらず、920万円の生活を維持するため、
返済のあてもないのに、毎年400万円も借金している。
そしてその借金の累計は、1億円になっている。。ような状態だと。。。


そのような窮乏状態であるにもかかわず、政治は、相変わらずばらまきの政策を続け
国民はそれにあまんじていると。。

この危機的状況の中、あまりに危機感のない日本に、
お二人が色々な角度から問題提起し、解決方法を説いておられます。

 

問題を解決するための対策も具体的かつ、客観的でわかりやすいものでした。

 
その一つとして、抜本的な税制の改革の必要性も述べておられました。

また、サラリーマンの源泉徴収(年末調整)も、廃止すべきをおっしゃってました。

 

納税者意識を、完全に削いでいる現在のサラリーマンに対する税の徴収制度は、
 
早々に廃止すべきやと、一税理士としても常々思っていたので、
   
あのように影響力のあるお方に発言していただけるのは、ありがたいことでした。


  
 お二人は、
   とにかく国民1人1人がしっかり稼げる力をつけよと、
   そして稼ぐ場を、国内だけに限定するなと。。。  繰り返し説いておられました。

  
   そのための英語力は、不可欠だと。。。
   
   ガーン! 英語コンプレックスの強い私はガクッときましたが。。。

   (何故、私のような強度の英語コンプレックス持ちが、日本の大人に多いのかも
    大前氏が、解り易く解説されています)


   また、教育のあり方が、国民性に与える大きさも強く説いておられ、
   これからの教育は、かくあるべきという内容は、素晴らしいものでした。

   
   通常、テレビや新聞では、触れることができないような内容に、
   この本で触れることができました。
 
   

    著者のお二人に感謝です。                       10月12日  白池 記

 


 
 「この国を出よ」  大前研一氏  柳井正氏 著    
  小学館より2010年10月4日発
 

夏の高校野球がはじまりました

めちゃめちゃ高校野球好きの私です。。
毎年、1回か2回は甲子園まで足を運んでいます。

あのひたむきなプレーを見るたびに、心洗われて、胸キュンになるのです。

「高校球児の大会中の宿舎の旅館のおかみさん」
が、私の憧れの職業の一つであるくらいです。
(最近では旅館でなく、大きなホテルに宿泊しているチームが多いようですが・・・・)


 開会式の選手入場も、あたしの涙腺を刺激します。
 言葉では表せないほどの努力の結果、
最高の舞台に立っている選手たちの気持ちは
 どんなに誇らしいのかと、想像するだけで胸が熱くなってしまうのです。

 昨年の優勝校が、優勝旗を返却のために、
 1人で入場行進をしているの見てしまったりすると、もー大変
 涙腺は、蛇口全開です。。 
(今年は前年優勝校の中京大中京が出場しているので、
号泣せずに済みましたが・・・)


 また、アルプススタンドの熱い応援も、
実際に甲子園球場で観戦する楽しみのひとつです。
 常連校の応援は洗練されていて、
ブラスバンドの生演奏も聴きごたえがあります。
 
 逆に、初出場校の大応援団が、プレーの一挙手一投足に、
 一喜一憂する様子を眺めるのも、なかなか味があります。


 そして球場に足を運んでいつも感心するのが、客層の幅の広さです。
 若い女性もいれば、家族連れもいて、年配の方もいれば、子どもだけのグループもいる。
  こんなに老若男女に愛されているイベントは、他に思いつかないくらいです。


  毎年、決勝戦が終わり優勝校が決まると「あー今年の夏も終わるなあ。。
  と、物悲しい気持ちになる日本人は、結構、いてはるとおもいますね

 

                                  8月10日 白池 記

参議院選挙 2010 

昨日の日曜は、参議院選挙の投開票日でした

すでに報道されているように、与党民主党が大敗、自民党が大きく議席を伸ばした

結果となりました。


消費税の税率の引き上げだけが、争点になってしまった感のある今回の選挙。。。

もっと深く議論されるべき争点が、ぼけてしまったように思えますたらーっ(汗)


高齢社会の中で、諸国中でも突出した借金をかかえる現状では、

超・長期的に硬直してしまっているシステムにメスを入れることなどに、

重点がおかれるべきだったんじゃないでしょうか!!




 また、ねじれ国会によって、

「何にも決まらん。何も進まんバッド(下向き矢印)」というニホン病がますます悪化すると思うと、

頭がクラクラしますふらふら。  

イギリスのように上手に連立を組んで、せめて必要なことをチャッチャッと決めれるように

していただきたいもんです。


                        7月12日  白池 記

7月になりました

あっとexclamationいう間に、今年も半分が過ぎてしまいまいました


大阪では、梅雨どき特有の、過酷な蒸し暑い毎日が続いています。


夕方JR環状線・大阪駅の帰宅ラッシュで人が溢れるホームで、

左手に柿ピー・右手に缶ビールビールを持った、会社帰りらしき人に遭遇しました


よっぽど、我慢できなかったんやろなああせあせ(飛び散る汗)。。。 

すごく理解できるような 。。 でも理解できへんような。

それにしても あんな落ちつかない空間でたらーっ(汗)

 いかにも大阪的ともいえる、夏の光景でした
 
              7月1日 白池 記 

バンコクのデモ

大好きな街バンコクが、約2ケ月間も大変なことになっていました。ふらふら

訪れると、気分がすっきりサッパリする街、バンコク。。。

それが、悲しいことに、先日の新聞では、いつもいい気分でブラブラしている

商業施設の無残に焼け焦げた写真が掲載されていましたもうやだ〜(悲しい顔)


このデモは、地方の農民・都市貧困層と、エリート層との、いわゆる格差問題が火種となったもの。

デモ隊が指示するタクシン政権の誕生で、地方農村や貧困層は、生まれて初めて、

政治に参加することでの恩恵を受けることができたのだとか。



タクシンさんは、日本でいうなら、70年代の田中角栄さんみたいな感じなのでしょうか?



世界の労働市場は、より安価な人件費を求めて、どんどん移動しています。
限りある財政の中で、バラマキ政策にも限界がある。。 そんな中で起こった暴動。。。

わが国も、他人事ではないような気がします。。。


また、デモ隊は地方の農民、それを制圧している政府の部隊は、同じ地方出身者。。。
任務とはいえ、心中は複雑なはずです。。
どこの国の紛争でも、同じことが起きているのでしょう。。。


デモ隊の強制排除で、いったん終息したと伝えられていますが、、
バンコクの一般の人たちの生活への影響は、どうなのでしょうか??

デモのニュースを見るたびに、旅でお世話になった人たちの顔が浮かびます。


普段はリラックスしている(お菓子を食べたりおしゃべりしたり)けど、
必要な時はとても気持ちのいいサービスを提供してくれるゲストハウスのスタッフさん。。
(→こういうところが、大好きなんです黒ハート

東北地方からきた、毎日毎日鍋をもくもくと振って、美味しい料理を作ってくれる
屋台の料理人のおにいさん。。。

普通のみなさんの生活が、早く元通りになることを願います。。。

                                 5月23日  白池 記

桜の通り抜け(ご近所版)

大阪の春の風物詩の1つである、「造幣局の桜の通り抜け」は、

 大変な人でにぎわっているようです。

 

 こちらの写真は、造幣局ではなく、自宅の近所のお寺のものです。

 

桜が通りに向かって伸び、天神橋筋を数mほど見事に飾っていて、

毎年通行人の目を楽しませてくれています。


 そして、このお寺は、「大塩平八郎の乱」の、大塩平八郎さんのお墓があるところでも

知られているようです。 

 

 大塩平八郎さんといえば、大坂奉行のお役人でありながら、勇気を持って江戸幕府に対し、

反乱を起こした方。。。

 

 大阪市北区天神橋界隈は、相当、反乱の炎に包まれたようです。

反乱は取り押さえられ、大塩さんも自決となってしまったこの蜂起、

江戸幕府の力を、失墜させるきっかけになったのだとか。。。 


そんな勇気の魂を、讃えるように、お寺の桜は咲き誇っていました。

 

                              4月18日 白池記

 

こもるなニッポン(日経新聞の記事より)

4月7日(水)日経新聞・朝刊の特集記事の見出しです。

その記事のでだしには、かなり恐ろしいことが書かれていましたがく〜(落胆した顔)。 



海外の投資家は、日本という国には,今や全く関心がないそうです。


むしろ、債券相場の下落で利益を得る方の、投資の対象になっているのだそうです。

これは、日本の財政が行き詰ることを前提とした状況で、それはそれは恐ろしいこと

ですが、冷静に考えると税収約37兆に対して、借金である国債の発行は約54兆。。。

家計に例えると、収入は月37万円しかないのに生活費が90万円かかるから、

足りない分は借金しました。利息を返すのでいっぱい、いっぱいで、借金の残高は

年々増えています。。。という状況なのですから、当然っちゃあ当然なのかもしれませんちっ(怒った顔)


そして、この記事の後半は、このように日本が危機的状況の中、お隣韓国は

ますます世界での存在感を示している、ということが書かれていました。


その状況のわかりやすい例として、韓国人歌手の「BoA」さんの戦略が挙げられていました。

日本でもおなじみの彼女は、母国語の他に,日本語・中国語・英語が話せるそうですぴかぴか(新しい)

韓国だけでは市場が小さいため、最初から世界を視野に入れているのだとか。

日本はヘタに1億人の市場があるので、国内で完結してしまい、内向きな発想が先行し

外を見ていないので、現実に気がつかない。。



この記事のサブタイトルは、「世界に学ぶ貪欲さ今こそ」でした。


ふたたび、韓国製の電化製品一色だった、タイ・バンコクのことを思い出しました。
        詳しくは ⇒ バンコクの電気屋さんでみた現実

 

 

                           4月14日  白池 記