会社の健康診断 売上債権回転月数(売上に季節変動等が無い場合)

       売上債権回転月数 代金回収の早さを見る
   (売上に季節変動等が無い場合は、以下の算式)

    [算式]売上債権回転月数=売上債権(注1÷平均月商(注2)

    
注1)売上債権…貸借対照表の売掛金と受取手形
    (注2)平均月商…損益計算書の売上高÷12ヶ月

 …資金が固定化してしまう原因の一つとしては、売上債権回転月数が
  

  長くなっているということが考えられます。

  具体的にいうと売掛金の滞留や受取手形が長期化していると言う事です。

  これら受取勘定が、どのくらいの期間で回っているのかを

  あらわしているのが、売上債権回転月数なのです。

  もちろん、回転月数は短ければ短いほど

  売上債権を素早く回収していることを表しますので

  良好な状態であると言えます。

〈売上債権回転月数の活用法〉

1.自社の債権管理に役立てる

@上記の算式で自社の貸借対照表及び損益計算書から

 売上債権回転月数を算定します。

A中小企業庁のホームページから中小企業の財務指標

  公開されています。業種別に公開されていますので

  自社と同業種の売上債権回転月数と比較します。

B比較して自社の売上債権回転月数が短ければ、

  業界平均より良好な回収を行っている事になります。

  逆に、比較して自社の売上債権回転月数が長ければ、

  業界平均より回収に時間がかかっている事になります。

  その原因が何なのかを追及し、回収条件の改善に役立てて下さい。

2.得意先の与信管理に役立てる

  【条件】  得意先の損益計算書と貸借対照表を入手できる事

@上記の算式で得意先の貸借対照表及び損益計算書から

 売上債権回転月数を算定します。

A中小企業庁のホームページから中小企業の財務指標

  公開されています。業種別に公開されていますので

  得意先と同業種の売上債権回転月数と比較します。

B比較して得意先の売上債権回転月数が短ければ、

  業界平均より良好な回収を行っている事になります。

  逆に、比較して得意先の売上債権回転月数が長ければ、

  業界平均より回収に時間がかかっている事になります。

  あまりにも業界平均とかけ離れた数値の場合には、

  不良債権化した売上債権が存在する可能性もありますので

  その可能性を考慮に入れた、慎重かつ細心な与信管理を行ってください。